今月1日から改定後の新しい「商標(biāo)法」と「商標(biāo)法実施條例」が施行された。施行に先立ち、國(guó)家工商行政管理総局商標(biāo)局の呉群副巡視員と同局商標(biāo)評(píng)価審査委員會(huì)の李志軍副主任が人民網(wǎng)の強(qiáng)國(guó)フォーラムに登場(chǎng)し、新商標(biāo)法のこれまでとの違いや新しい點(diǎn)などについて詳しく説明した。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。
▽初めて音聲を商標(biāo)登録の対象に
中國(guó)國(guó)際広播電臺(tái)の番組開(kāi)始の音楽がこのほど、音の商標(biāo)登録を申請(qǐng)した。新商標(biāo)法が施行された後、同局が音の登録申請(qǐng)を受理した初めてのケースとなった。
これまで音聲は商標(biāo)登録の対象とされていなかった。それは主に音聲は目に見(jiàn)えないもの(可視性がないもの)とされていたためだ。だが社會(huì)の発展にともない、世界貿(mào)易機(jī)関は「いかなるマークまたはマークの組み合わせも、一企業(yè)またはその他の企業(yè)の貨物またはサービスと區(qū)別できるものであれば、一つの商標(biāo)を構(gòu)成するものとみなす」との規(guī)定をうち出し、この規(guī)定を遵守することを基本的要求として加盟國(guó)に求めた。このことが音の商標(biāo)登録の大きな扉を開(kāi)くことになった。
呉副巡視員によると、このたびの商標(biāo)法改定では、音聲の登録という分類(lèi)が加わり、企業(yè)は登録をより便利に行えるようになった。企業(yè)がサウンドロゴの商標(biāo)登録を申請(qǐng)する場(chǎng)合は、申請(qǐng)書(shū)に音聲データを付加し、要求に合致した音聲サンプルを添付し、登録申請(qǐng)する音の商標(biāo)を描寫(xiě)し、商標(biāo)の使用方法を説明する必要がある。
▽商標(biāo)代理業(yè)務(wù)の信用データベースを構(gòu)築
今年4月末現(xiàn)在、中國(guó)には商標(biāo)代理機(jī)関が1萬(wàn)9300カ所あり、商標(biāo)局の文書(shū)登録部門(mén)で商標(biāo)登録の代理業(yè)務(wù)を行っている。統(tǒng)計(jì)によると、過(guò)去5年間は毎年、商標(biāo)登録の申請(qǐng)のうち95%以上について代理機(jī)関が文書(shū)作成に関わった。
呉副巡視員によると、商標(biāo)の代理業(yè)務(wù)に対する行政審査が取り消されると、代理産業(yè)には一連の問(wèn)題が生じた。たとえば専門(mén)的な資質(zhì)を求めないようになり、代理機(jī)関が業(yè)績(jī)混交となり、競(jìng)爭(zhēng)が激化して低価格を競(jìng)うようになり、一連の代理機(jī)関は専門(mén)的な商標(biāo)の法律サービスを「屋臺(tái)販売」のような、街角で「客引き」をするようなものにしてしまった。こうした事態(tài)は多くの委託側(cè)の商標(biāo)の権利に影響するだけでなく、詐欺的な手段で委託側(cè)の財(cái)産を詐取したり、商標(biāo)登録の手?jǐn)?shù)料を支払わなかったりして、委託側(cè)の権利を損なう悪質(zhì)な事件に発展する可能性もある。
こうした問(wèn)題に対処するため、新商標(biāo)法では詐欺、虛偽の宣伝、人に誤解を與える方法、ビジネス上の賄賂といった方法で業(yè)務(wù)を招致する行為に対し規(guī)定をうち出している。呉副巡視員によると、商標(biāo)の代理機(jī)関が文書(shū)登録を行う際はその基本情報(bào)と商標(biāo)の代理業(yè)務(wù)に従事する人員の狀況を報(bào)告しなければならない。工商部門(mén)は信用情報(bào)のデータベースを構(gòu)築し、商標(biāo)代理機(jī)関の違法行為を通報(bào)するとともに、これをデータベースに書(shū)き込む。商標(biāo)法の規(guī)定では、商標(biāo)の代理機(jī)関の違法行為が深刻なものであった場(chǎng)合、商標(biāo)局と商標(biāo)評(píng)価審査委員會(huì)は當(dāng)該機(jī)関が受理した代理業(yè)務(wù)を停止させることができるという。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年5月26日
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