ここで指摘しておく必要があるのは、ヘーゲル氏はもっともらしく中國(guó)をルールの破壊者と批判したが、これは完全に事実に反するうえ、米國(guó)の政治屋の偽善性が暴露されたということだ。國(guó)連海洋法條約はすでに採(cǎi)択から30年以上が経ち、150以上の國(guó)々が批準(zhǔn)している。だが世界の圧倒的多數(shù)の國(guó)々が批準(zhǔn)したこの國(guó)際條約を、世界の警察、世界のボスを自任する米國(guó)は、あろうことか私利のために遅々として批準(zhǔn)せずにいる。それでもなお國(guó)際法とルールについて世界で大口を叩くどんな資格が米國(guó)にあるのか？このようなダブルスタンダードの國(guó)に、他國(guó)が國(guó)際ルールを遵守しているか否かをむやみに論評(píng)する資格があるのか？

　今日の中國(guó)は他國(guó)に蹂躙されるがままだった百年前の舊中國(guó)ではすでにない。中國(guó)はいざこざを引き起こさないが、いざこざを恐れもしない。中國(guó)が核心的利益を犠牲にすることを甘受すると期待してはならない。近年、東中國(guó)海と南中國(guó)海で中國(guó)は日本、フィリピン、ベトナムの挑発に直面しているが、二國(guó)間交渉による紛爭(zhēng)の平和的解決という立場(chǎng)を堅(jiān)持し、多大な我慢と譲歩をすると同時(shí)に、やむなくいくつかの反撃措置も取った。

　関係國(guó)が中國(guó)の我慢と譲歩を弱く侮りやすいことと見(jiàn)なさず、交渉による紛爭(zhēng)の解決という正しい道に早急に戻ることを希望する。また、米國(guó)がその約束を真に履行し、地域の領(lǐng)有権紛爭(zhēng)で特定の側(cè)につかないことを希望する。そうしてのみ、地域の平和?安定にプラスとなり、各國(guó)の長(zhǎng)期的利益にプラスとなる。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年6月3日