中國中央テレビ(CCTV)傘下の「央視國際網(wǎng)絡(luò)」が、ＣＣＴＶの人気料理番組「舌で味わう中國」を無斷で配信していたとして、大手動(dòng)畫配信サイト「土豆網(wǎng)」を訴えていた問題で、最高人民法院(裁判所)は23日、訴えを認(rèn)め、「土豆網(wǎng)」に対して賠償金24萬8000元(約400萬円)を支払うよう命じた。広州日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

関連の報(bào)道によると、同裁判の一審は、2013年10月15日に上海市閔行區(qū)人民法院で行われ、「土豆網(wǎng)」に対して、賠償金など計(jì)24萬8000元を払う判決が出された。この判決を不服として「土豆網(wǎng)」は上訴したものの、同年12月23日には、上海市第一中級(jí)人民法院が、一審を支持する判決を出した。

裁判で、土豆網(wǎng)は、「サイトではオンラインストレージを提供しており、問題となっている動(dòng)畫は、ネットユーザーがアップしたもの」と主張したが、それを証明する証拠は提出していなかった。一審と二審では、裁判所は「著作権法で保護(hù)されている問題となっている動(dòng)畫を、『土豆網(wǎng)』は無斷で配信していた」とし、「ネットを使って著作権を侵害する典型的な行為」との判斷を示した。また、「動(dòng)畫を?qū)g際にアップした人の情報(bào)は、サイトの運(yùn)営者が把握し管理するべきもので、問題の動(dòng)畫を削除したことでそれらの情報(bào)も消えてしまったのであれば、それによってもたらされる不利な結(jié)果の責(zé)任も負(fù)わなければならない」とした。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年6月25日