5月20日、ロシアのプーチン大統(tǒng)領(lǐng)が中國を訪問した。その1週間前の5月13日、「プーチン文集(2012―2014)」が北京で出版された。プーチン大統(tǒng)領(lǐng)の著書以外にも、外國の國家指導(dǎo)者が書いた書籍はいずれも、中國で大変よく売れている。これらの書籍は、中國人が世界のリーダー達(dá)のあまり知られていないエピソードを知る手がかりとなり、また、中國と諸外國を結(jié)ぶ重要な架け橋ともなっている。人民日?qǐng)?bào)海外版が報(bào)じた。
○極めて高い國民の評(píng)判
北京朝陽區(qū)にある新華書店の店員によると、「プーチン文集(2012―2014)」は、発売前から問い合わせが相次いだという。
「プーチン自伝―私はロシアのために生まれた」をはじめとする、他のプーチン大統(tǒng)領(lǐng)関連書籍も軒並み、中國國內(nèi)で好調(diào)な売れ行きを見せている。中國國際問題研究所國際戦略部の蘇暁暉副部長は、その理由について、「現(xiàn)在のロシアの目覚ましい発展は、プーチン大統(tǒng)領(lǐng)の政策や青寫真とは切っても切り離せない。中國の國民は、これに対して非常に興味を持っている」と分析した。
國內(nèi)書籍販売サイト大手「當(dāng)當(dāng)網(wǎng)」の書評(píng)には、「プーチン大統(tǒng)領(lǐng)は、すぐ暴走しそうになるロシアという戦車を見事にコントロールしている。全く承服と感動(dòng)に価する」「プーチン大統(tǒng)領(lǐng)は、私のヒーローだ!彼の考え方についてもっと拝読しなければ!」などのコメントが投稿されており、同大統(tǒng)領(lǐng)に対する中國人の「崇拝」ぶりがうかがえる。
プーチン大統(tǒng)領(lǐng)のほか、韓國の樸槿恵大統(tǒng)領(lǐng)の自敘伝「絶望は私を鍛え、希望は私を動(dòng)かす」もベストセラーとなった。同書は、「當(dāng)當(dāng)網(wǎng)」売上ランキングで、「伝記全て」の第2位、「政治家の伝記」ジャンルでトップに立った。中國中央テレビ(CCTV)が2014年4月に発表した「第1回中國良書ランキング」には、同書も堂々ランクイン、外國人指導(dǎo)者が書いた書籍では唯一入選した。
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