世界三大コンビニエンスストアブランドが、まもなく北京市に集結(jié)する見込みだ。頂新國際集団の魏応行董事長(會長)によると、日系の「ファミリーマート」の北京第1號店が來月に開店する予定だ。開店すれば、セブンイレブン、ローソン、ファミマの三大コンビニチェーンが首都で激しい競爭を繰り広げることになる。「三國鼎立」の狀況になるかどうかは、しばらく様子を見なければならない。「北京商報」が伝えた。
北京在住の同集団の関係者は、「(ファミマの)北京第1號店は現(xiàn)在、準(zhǔn)備が進(jìn)められており、來月には開店して顧客を迎え入れる予定」と話すが、店舗の所在地は明らかにしなかった。ファミリーマート上海本部がかつて明らかにしたところによると、昨年に北京で視察を行い準(zhǔn)備作業(yè)に著手しており、北京店舗は庶民的で、北京ムードに溢れた店舗になるという。魏董事長も、今年に入ってからファミマ各店舗の業(yè)績は平均で前年同期比12%上昇しており、年末には小幅の黒字が予想されると話す。
ファミマは頂新集団のコンビニチェーン事業(yè)群に屬している。同集団は2004年、臺灣地區(qū)の全家(ファミリーマート)および日本のファミリマート、伊藤忠と提攜して、上海福満家便利有限公司を設(shè)立。経営主體は同集団、日本のファミマがブランドライセンスを提供し、伊藤忠は生鮮食品工場への支援について責(zé)任を負(fù)う。ファミマの大陸部店舗は約1100カ所あり、うち800カ所は上海市に、その他は杭州市、蘇州市、広州市、深セン市などにある。
魏董事長はさきに、24年をめどに1萬店舗を開設(shè)するとの目標(biāo)をうち出しているが、北京市內(nèi)の目標(biāo)店舗數(shù)は明らかにしていない?,F(xiàn)在、北京進(jìn)出10年のセブンイレブンの市內(nèi)店舗數(shù)は約160カ所、昨年進(jìn)出したローソンは7店舗だ。セブンイレブンに10年ほど後れたファミマとローソンが、短期間でセブンイレブンに拮抗する店舗數(shù)を達(dá)成するのは、相當(dāng)難しいとみられる。
業(yè)界には次のような見方がある。北京はネットワークの立地選びが難しく、営業(yè)許可証の審査が厳格であることなどから、他地域では順調(diào)に進(jìn)出を果たしているコンビニ大手が慎重な動き方をせざるを得ない。中國連鎖経営協(xié)會が発表した「中國都市コンビニ指數(shù)」によると、北京では人口2萬人あたりにコンビニが1店舗あり、コンビニが最も発展した臺灣地區(qū)では2千人あたりで1店舗だ。コンビニ便利レベル総合指數(shù)をみると、北京はサンプル都市26カ所中下から2番目で、飽和度、成長率、政策的支援でも中の下の水準(zhǔn)にあるという。
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