國際連合教育科學文化機関(ユネスコ)の記憶遺産の2015年の登録審議に向けて、日本ユネスコ國內委員會は12日に申請リストを発表したが、そこには「神風特攻隊隊員の遺書」(知覧からの手紙 知覧特攻遺書)は含まれていなかった。
知覧は第二次世界大戦當時、日本最大の特攻基地があった場所だ。同委によると、(知覧特攻遺書は)日本からの視點のみが説明されており、より多様な視點から世界的な重要性を説明することが望まれるとされたという。
中國外交部の華春瑩報道官は今年2月、次のように述べた。いわゆる「神風特攻隊」の記憶遺産申請は、日本軍國主義の侵略の歴史を美化するものであり、実質的に世界の反ファシズム戦爭の成果と第二次大戦後の國際秩序に挑戦狀をたたきつけるものだ。ユネスコの掲げる世界平和の維持という主旨にも背いており、必ずや國際社會の強い非難と斷固たる反対に遭う。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年6月15日
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