商務(wù)部（商務(wù)省）の沈丹陽報(bào)道官は17日の定例記者會(huì)見で、記者からの質(zhì)問に答え、「中日両國(guó)の政治関係が悪化を続ければ、両國(guó)の経済協(xié)力の環(huán)境悪化を招くことになる。投資によって貿(mào)易にマイナス影響を與える可能性があるが、中國(guó)に責(zé)任はない」と述べた。人民網(wǎng)が伝えた。

沈報(bào)道官は、「現(xiàn)在、中日貿(mào)易は確かに回復(fù)傾向にあり、中國(guó)経済の安定回復(fù)と日本の増稅による消費(fèi)促進(jìn)効果で、両國(guó)の國(guó)內(nèi)市場(chǎng)には一連の回復(fù)の動(dòng)きがみられた。これに最近の両國(guó)の通貨レートの安定化といった要因も加わり、両國(guó)の経済協(xié)力を取り巻く環(huán)境は以前よりも改善されている」と明らかにした。

さらに、「だが政策的要因をみると、現(xiàn)在、両國(guó)の政治関係の持続的悪化が両國(guó)経済協(xié)力の環(huán)境悪化を招き、経済貿(mào)易関係の後退につながり、ひいては企業(yè)の協(xié)力への意欲に水を差すことが予想される。こうしたマイナス影響は投資協(xié)力の分野で際だっている。投資によって貿(mào)易にマイナス影響を與える可能性があり、両國(guó)の経済貿(mào)易界は貴重な協(xié)力のチャンスを失うことが予想される。実際、市場(chǎng)をみると両國(guó)には協(xié)力の機(jī)會(huì)はあるものの、政治的な要因によって経済貿(mào)易が受けた影響は雙方の利益に合致しないもので、中國(guó)に責(zé)任はない」と続けた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年6月18日