中國人民銀行(中央銀行)は16日、條件を満たした商業(yè)銀行の預金準備率を0.5ポイント(p)引き下げた。今回対象になった銀行には、慎重な経営の要求に合致し、「三農(nóng)」(農(nóng)民、農(nóng)村、農(nóng)業(yè))と小規(guī)模?零細企業(yè)への貸出が一定の割合に達した商業(yè)銀行が含まれ、人民元建て預金の準備率が0.5p引き下げられた。新華社が伝えた。
人民銀は今年4月25日にも県エリア農(nóng)村商業(yè)銀行と県エリア農(nóng)村協(xié)力銀行の預金準備率を引き下げており、対象を絞った準備率引き下げというツールを今年に入って2回使用したことになる。
専門家によると、過去2カ月間に政策決定層が加速的に推進した「微刺激」は市場に積極的なシグナルを発し、これまでにみられた半期末になると資金が不足するという狀況が徐々に改善されつつある。短期的にみて重要な時期の流動性不足という難問を緩和できるだけでなく、中長期的にみても経済の安定的な運営の基盤をつくるものとなる。
申銀萬國証券のおおまかな推計によると、このたびの準備率引き下げで動かせるようになった資金は600億元から700億元で(1元は約16円)、これに前回の県エリア金融機関の準備率引き下げでの600億-1千億元を合わせると、1200億-1700億元の資金が動かせるようになったという。
ここ數(shù)週間の間に、人民銀は対象を絞った準備率引き下げと再融資といった措置により、銀行間市場に十分な流動性を提供してきた。先週だけでも1040億元を提供し、この動きに影響されて、現(xiàn)在の銀行間市場では金利が2013年5月以降で最も低い水準になっている。
企業(yè)レベルの流動性をおしはかる指標である銀行の直接利回りと公示レートも同様に低下し、実體経済の流動性をめぐる條件が改善されつつあることがわかる。
専門家によると、人民銀は対象を絞って準備率を引き下げると同時に當面の流動性全體の適度なゆとりを強調(diào)しており、ここから通貨政策の基本的な方向性には変わりがないこと、政策の今後の重點は融資コストの引き下げにあることがわかる?!肝⒋碳ぁ拐撙螌g施により、経済の活力がある程度喚起され、內(nèi)需は持続的な減少から徐々に安定に向かうようになり、需要は全體として安定し、下半期は経済が安定に向かうというのがおおよその流れだという。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年6月17日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386