測(cè)量機(jī)器に取り付けるだけで、30秒でレベリング（水平レベルの調(diào)節(jié)）を完了し、誤差も生じない。このスピードと正確性は驚異的だ。武昌工學(xué)院のグラウンド上で、土木工學(xué)學(xué)院の工學(xué)管理専攻の學(xué)生である聶鵬飛さんは、國(guó)家知識(shí)産権局（知財(cái)局）の実用新案特許を取得した発明品「セルフレベリング裝置」を見せてくれた。人民網(wǎng)が伝えた。

聶さんは、「2013年の夏休みに、武漢市の建築現(xiàn)場(chǎng)でアルバイトをしていたが、既存の測(cè)量機(jī)器にはレベリングにかかる時(shí)間が長(zhǎng)い、精度が低いといった欠點(diǎn)があった。これは時(shí)間と労働力の浪費(fèi)だ。そこでセルフレベリング裝置というアイデアが生まれた」と説明した。

測(cè)量機(jī)器にこのセルフレベリング裝置を取り付けるだけで、スムーズなレベリングと誤差ゼロの効果が得られる。聶さんは、「使用されている原理は、自然重力レベリングだ。既存の裝置は主に支持構(gòu)造を使用しており、その精度を高めるためには各種センサやワンチップコンピュータなどが必要になり、コストが膨らみ時(shí)間を浪費(fèi)してしまう。私が発明したセルフレベリング裝置は磁気軸受などを採(cǎi)用しており、1個(gè)あたり2元（約35円）と安価だ。量産化を?qū)g現(xiàn)すれば、コストはさらに下がる」と語った。

自動(dòng)レベリング裝置の技術(shù)は、レーダー車両や戦車などの車両のセルフレベリングにも使用できる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年9月26日