〇「首脳の衣裳」コピー品は、知的財産権侵害か?
APEC首脳が著用した中國風(fēng)衣裳のコピー品が淘寶網(wǎng)で販売されていることは、その衣裳に対するネットユーザーの熱烈な支持や憧れを満足させる一面、特許や知的財産権を侵害することにならないのだろうかという疑問も浮上してくる。
北京力珉弁護士事務(wù)所の麻曾偉弁護士は、この問題について、「まずは、デザイナーがこの衣裳のデザイン特許を所有している否かを確認(rèn)する必要がある。もし特許取得済ならば、ネットショップがそれらを模倣して製造、販売する行為は、知的財産権侵害容疑の対象となる。有名企業(yè)が製造したものをネットショップがコピーした場合は、不當(dāng)競爭の疑いがかかる」と指摘した。
また、中國政法大學(xué)知的産権(知的財産権)研究センターの楊力協(xié)力員は、「APEC用に特別に作られた衣裳には、すべてデザイナーがおり、それには特許の問題が絡(luò)んでいる。権利侵害に相當(dāng)するか否かについては、このような特別な衣裝が、著作権登録、商標(biāo)登録を行っているか、つまり他者が営利目的で利用すること可能か否かがポイントだ。登録されておれば、他の商店がデザインを無斷で使用することは許されない」と述べた。
今のところ、APEC首脳の衣裳のコピーがネットショップで販売されていることについて、政府からはいかなるコメントも発表されていない。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年11月13日
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