婺源篁嶺（江西省上饒市）

　石耳山脈に屬する面積約15平方キロメートルの農(nóng)村地域。美しい棚田と獨自の文化で近年観光地として開発、発展を遂げている。村內(nèi)の家屋はすべて徽式（安徽省式）で、この四季折々の美が広がる「蕓術(shù)の大地」には一年中畫家や寫真愛好家が訪れる。色鮮やかな赤や黃色、オレンジといった干し物は、この地域で採れる唐辛子、菊の花、南瓜で、地元の旅館などで振る舞われる料理やお茶に使用される。

　婺源観光地責(zé)任者の呉向陽氏は、この地を中國一美しい村、世界レベルの観光地に発展させたいと意気込む。同氏は「現(xiàn)段階では日本人観光客はまだまだ少ないが、日本語サービスを含む観光設(shè)備の充実化を今後も進(jìn)める。村人は日本人に対して友好的で、村內(nèi)に日本側(cè)が一部投資してできた日中友好旅館があるほど。ぜひ今後多くの日本人観光客に足を運んでもらいたい」と語った。

婺源の町並み