上海稅関によると、11月30日に長江経済ベルトに位置する12の稅関が江蘇省蘇州市の通関統(tǒng)合緊急協(xié)力センターで最後のサンプル案件の取り扱いテストを行った。テストは無事終了し、12月1日から全國の輸出入業(yè)務(wù)の半數(shù)近くを占める長江経済ベルトで、流域全體をカバーする通関の統(tǒng)合が実現(xiàn)することになった。人民日報(bào)が伝えた。
上海稅関の関連部門責(zé)任者の説明によると、長江経済ベルト流域の9省?2直轄市の直屬の稅関12カ所は、輸出入貨物の取扱額が全國の41%を占め、通関申告件數(shù)では全國の47%を占める。今年9月22日、長江経済ベルト稅関の地域レベルの通関統(tǒng)合の改革第1弾が上海市、南京市、寧波市、杭州市、合肥市の5稅関でスタートし、地域通関センターを建設(shè)することで、統(tǒng)一的な申告手続きプラットフォーム、リスク予防コントロールプラットフォーム、専門的審査プラットフォーム、現(xiàn)場作業(yè)プラットフォームが構(gòu)築されて、長江デルタ地域の稅関には統(tǒng)合的管理を行うメカニズムと運(yùn)営モデルが形成された。
稅関総署がうち出した通関統(tǒng)合改革の計(jì)畫に基づき、この地域にある稅関は上記の5カ所から現(xiàn)在は12カ所に増えて、南昌、武漢、長沙、成都、重慶、貴陽、昆明の7市の稅関が加わった。これにより長江流域全體で12の稅関が1つの稅関のように連攜する「12関は1関のごとき」が真に実現(xiàn)し、全國の輸出入業(yè)務(wù)の約半數(shù)が「予測可能、低コスト、高効率で便利」な通関サービスを受けられるようになった。
長江経済ベルトの稅関特殊監(jiān)督管理エリアは數(shù)が多く、業(yè)務(wù)量も大きく、重慶稅関の管轄區(qū)では業(yè)務(wù)の90%以上が特殊エリアに関わりがあり、成都稅関は申告書の70%以上が特殊エリアから來たもので、長江デルタ地域の稅関特殊監(jiān)督管理エリアにも先進(jìn)的な製造業(yè)企業(yè)が多數(shù)集まっている。これまで特殊監(jiān)督管理エリア內(nèi)の企業(yè)は貨物の中継手続きが複雑で、高い物流コストがかかっていたが、このたびの統(tǒng)合改革で稅関特殊監(jiān)督管理エリアの第一線入境業(yè)務(wù)が內(nèi)容に組み込まれると、企業(yè)は出入國地點(diǎn)の稅関から所在地の稅関への中継手続きを行う必要がなくなり、輸送のリズムを自社でコントロールできるようになる。稅関が無作為抽出チェックを行うとした貨物は監(jiān)督管理用の車両で輸送しなければならないが、それ以外の場合は企業(yè)が自ら車両を調(diào)達(dá)して輸送することが可能になり、企業(yè)の物流コストを一層引き下げ、通関の効率を一層高めることになった。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年12月1日
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