ここ數(shù)年、日本人フィギュアスケート選手の羽生結(jié)弦?織田信成の両選手が、「女子力の高い」男性の典型として扱われている。羽生選手は熊のぬいぐるみが大好きで、試合前も試合後も、熊のぬいぐるみを抱いている。彼が演技を終えると、多くの観客が、観客席から熊のぬいぐるみをリンクの中央に向かって投げる。小さな子供のような羽生選手の天真爛漫さ、純粋さは、まるで美少年か美少女のようだ。織田選手は、涙もろいことで有名で、感動した時には、テレビカメラの前で、まるで女の子のように、止めどもなく涙を流す。彼のこのような様子が、テレビ局のバラエティ番組擔當プロデューサーの眼に止まり、バラエティ番組の常連となり、ついにはテレビタレントになった。確かに、日本のテレビ界には、「女性化」した男性蕓人がますます増えている。有名人は、お茶の間の視聴者のために、「女子力」をアップする模範を築き上げたのかもしれない。
毎年「流行語大賞」に選ばれる言葉の中には、男子がだんだんと「女子化」の方向に向かっている特徴を見て取ることができる。2009年の「草食男子」「弁當男子」「おやじ女子」、2010年の「イクメン」、2013年の「日傘男子」に続き、2015年には、「女子力男子」が選ばれると見られる。
強い女性が増え続けている狀況が、「男性の女性化傾向」を推進する上で一定の作用を果たしている。これまでは、電車の車內(nèi)には「癡漢」が出沒したが、今では「癡女」も登場した。この現(xiàn)象は現(xiàn)在、「法律上の死角」となっている。女性は、男らしさを失いつつある男性を非難する前に、まずは我が身を省みる必要があるのではないだろうか? (編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年6月10日
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