中東呼吸器癥候群(MERS)の感染疑いがある狀態(tài)にも関わらずソウルから香港を経由して広東省恵州市に移動し、その後現(xiàn)地で隔離治療を受けている韓國人男性(44)が、香港で起訴される可能性が出てきた。香港特別行政區(qū)食物?衛(wèi)生局の高永文?局長がこのほど、「同男性が提出した事実と異なる資料に関して、政府は現(xiàn)在、律政司に意見を聞いており、起訴の可能性も排除しない。ただ、するとすれば同男性が香港にいる時となる」と語った。新聞晨報が報じた。
2003年、重癥急性呼吸器癥候群(SARS)の流行で大きな打撃を受けた香港は現(xiàn)在、MERSに対する警戒を最大限高めている。香港衛(wèi)生署は、入國者に対して最も厳しい検査を?qū)g施し、市民に対しても韓國の病院に行かないよう注意を呼び掛けている。また、市民は公立の病院に行く際には、必ずマスクをしなければならない。
9日午前、高局長はメディアの取材に対して、「香港は12年9月から、MERSを法律的に必ず報告しなければならない病気に盛り込んでいる」とした。
香港衛(wèi)生署衛(wèi)生防護(hù)センターの梁挺雄?総監(jiān)は、「恵州市でMERS感染が確認(rèn)された韓國人男性が香港に入國した際、空港の衛(wèi)生検疫職員が発熱、咳などの癥狀があることを確認(rèn)し、『MERS患者と接觸したことはないか?中東地域に行ったことはないか?』と質(zhì)問した。しかし、彼は事実を隠し、全面的に否定した」と明らかにした。
一方、韓國人男性は、韓國のKBSの電話取材に対して、香港の空港で「MERS患者に接觸したことはない」と答えたというのは間違っているとしている。また、「出國前の韓國當(dāng)局の指示だけでは、事の重大性が分からなかった。だから、病院に行って検査もしなかった」と韓國政府の対応を批判した。
今月3日の時點(diǎn)で、同男性に密接に接觸したとみられる旅客29人全てが確認(rèn)され、うち19人が隔離観察されている。いずれもMERSの癥狀は出ていない。19人のうち、5人が男性、14人が女性。6人が韓國人、13人が香港人。その他の10人は既に香港を離れた。その他、同男性と接觸したバスの職員や運(yùn)転手、乗客など32人は、醫(yī)學(xué)監(jiān)察を受けている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年6月10日
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