國務院は5月19日、中國の「製造強國戦略」実施の最初の10カ年行動綱領となる「中國製造2025」を正式に公表した。國情と現(xiàn)実を足場として、製造強國を「3ステップ」で実現(xiàn)する戦略目標が示された。中國経済週刊が伝えた。
中國の製造業(yè)に正しい「処方箋」を出すためには、中國と世界の製造強國との差を直視する必要がある。
▽「製造強國」をはかる指標は何か
製造強國戦略の最初の10カ年行動綱領「中國製造2025」は、製造強國の「3ステップ」での実現(xiàn)という戦略目標を打ち出している。第1歩の2025年までに製造強國の仲間入りし、第2歩の2035年までに中國の製造業(yè)全體を世界の製造強國陣営の中等レベルに到達させ、第3歩の中華人民共和國建國100年(2049年)までに中國の製造大國としての地位を固め、総合力で世界の製造強國のトップクラスに立つとの目標だ。
この戦略で目を引くのが「世界の製造強國」という表現(xiàn)だ。現(xiàn)在、世界には224の國?地域があるが、「世界の製造強國」と言える國は數(shù)えるほどしかない。
國家情報化専門家委員會の委員で中國機械工業(yè)連合會専門家委員會の名譽委員長の朱森第氏によると、中國工程院などの部門による重大諮問プロジェクト「製造強國戦略研究」では、世界の主要な製造國の強弱の評価にあたって特別の指標體系が設計された。この指標體系は4項目の一級指標と18項目の二級指標に分けられ、一級指標には「大規(guī)模発展」「品質?効率」「構造最適化」「持続発展能力」が設けられた。二級指標18項目のデータが世界銀行などから収集され、それぞれの國の製造國としての強さがはかられた。これによるとトップは米國で、日本がこれに続き、ドイツは3位、中國は4位だった。
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