「広さは問題ではない」… カタール、ルクセンブルグ、シンガポール、三つの "コンパクトな國"が「グローバルファイナンスマガジン」という雑誌で世界で最も裕福な國としてランキングされた。同誌が今週発表した最新の「世界で最も豊かな國?地域」での分析では、香港特別行政區(qū)が6位に入り、米國は7位、中國大陸部は90位だった。中國新聞社が伝えた。
米國の雑誌「グローバルファイナンスマガジン」はIMF(國際通貨基金)が提供したデータを集計し、2009年から2013年までの各國?地域のGDP(國民総生産)を計算し、それを基に貧しいか豊かを照らし合わせてランク付けをした。
「グローバルファイナンスマガジン」は國の豊かさの定義となる2つの標(biāo)準(zhǔn)的な方法があるとしている。第一に全GDPを計算すること。第二に國民の平均保有財産のレベルを図ること。これらは広く普及している判斷基準(zhǔn)である。これを踏まえて、同誌は一人當(dāng)たりGDPとPPP(購買力平価、PPP)の計算を採用し、各國?地域の生活水準(zhǔn)及び、インフレ率、為替レートに比較するとそれぞれの國?地域の実質(zhì)所得が現(xiàn)れてくる。これは一人當(dāng)たりの財産保有率を分析し、各國の経済力、生活條件や資源の使用を比較し、多くの経済學(xué)者が取る方法である。
13日に発表されたランキングでは、灣岸の小さな國であるカタールが首位を獨走し、2009年から2013年までずっと世界で最も豊かな國であり、2013年の國民一人當(dāng)たりのGDPは105091ドル(約1360萬円)だ。
EUで一番小さな國のルクセンブルクは、長期にわたって2位をキープしており、一人當(dāng)たりのGDPは79593ドル(約1030萬円)だった?!弗ⅴ弗ⅳ为{子」のシンガポールは2009年では5位にランクされていたが、その後3位に浮上、トップ3に留まっている。
そのあとにノルウェーとブルネイが続き、第6位にランキングされた香港特區(qū)は2013年の一人當(dāng)たりのGDPは53432ドル(約700萬円)で、7位に入った米國の51248ドル(約670萬円)を超えた。アラブ首長國連邦、スイス、オーストラリアがベスト10にランクインした。
このほかに、カナダ11位、臺灣地區(qū)17位、日本、英國と韓國はそれぞれ22位、23位、26位だった。中國大陸部は90位にランキングされ、2013年度のGDPは10011ドル(約130萬円)だった。
184の國?地域の中で、最も貧しい國としてランク付けされたコンゴ共和國は5年連続最下位で、2013年のGDPはわずか394ドル(約51000円)だった。ジンバブエ、ブルンジとリベリアも最も貧しい國にランク付けされた。
報告書では、「國?地域の豊かさを測ることは、外國人投資家、貿(mào)易商、潛在的な移民にとって非常に役に立つ」としており、そして、「國?地域がグローバル化(環(huán)境?安全?開発援助?グローバルガバナンス)の責(zé)務(wù)を共有できない場合は、その國の経済規(guī)模と財産を評価することは何の意味も持たない」とも付け加えている。(編集JK)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年7月15日
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