歴史について徹底的な反省をしていない第2次大戦の侵略國、敗戦國である日本の防衛(wèi)政策の変化と軍発展の動きをアジア太平洋諸國は注視し続けている。最近の日本による合同軍事演習への度重なる參加には次の特徴がある。（文：張軍社?海軍軍事學術研究所研究員。人民日報海外版コラム「望海樓」掲載）

?。ǎ保盗郡味啶怠Ｈ毡兢魏Ｉ媳０矌丐群Ｉ献孕l(wèi)隊は5月に相次いでフィリピンの沿岸警備隊や海軍とマニラ灣で海賊対処、通信などの合同訓練を行い、海上自衛(wèi)隊のP-3C対潛哨戒機2機がベトナムを訪問した。6月23日には海上自衛(wèi)隊の対潛哨戒機がフィリピン?パラワン島の空港から離陸し、南中國海の関係空域で3時間にわたり活動した。同機には海上自衛(wèi)隊員14人とフィリピン軍人3人が乗っていた。24日、P-3Cはフィリピンの軍用機と共にパラワン島から約80～100キロの南中國海海域で合同演習を行った。7月5日から21日まで、自衛(wèi)隊は米國とオーストラリアによるオーストラリア周辺海域での2年に1度の合同軍事演習に參加した。

　（２）進攻性の強さ。米豪合同軍事演習には島嶼上陸?奪還などの內容があり、陸上自衛(wèi)隊は「離島」作戦に海兵隊と似た「西部方面普通科連隊」を米海兵隊と共に演習に投入した。

?。ǎ常┒啶窝萘暏顺酩幛茀⒓?。日本は南中國海海域での演習に初めて參加し、フィリピンとの合同演習に初めて參加し、豪米合同軍事演習に初めて參加した。安倍政権がこのように多くの軍事演習に熱を入れて參加する動機には次の點がある。

　第1に、新安保法案の成立を推進するため。安倍當局は日本の「平和憲法」に違反する一連の安保法案改正作業(yè)を強行し、野黨と多くの日本國民から強く反対され、阻止されている。こうした中で、安倍當局が公然と脅威を誇張し、周辺國との合同演習に參加するのには、緊張した雰囲気を作り出し、新安保法案成立の口実を作る狙いがある。