急成長中の中國の電子商取引(EC)は、いまや事業(yè)を海外にまで拡大しており、ボストンのロブスター、ノルウェーのサーモンといった輸入生鮮食品が中國人の食卓に並ぶようになった。ネット通販大手の京東商城やアリババ(阿里巴巴)は近頃、海外のサプライヤーや小売業(yè)者と相次いで提攜し、輸入商品販売のプラットフォームを開設(shè)、國內(nèi)の消費者に、家にいながらにして海外商品を購入する手段を提供している。新華社が伝えた。
京東商城とカナダ政府はこのほど、北京で協(xié)力協(xié)定を結(jié)び、京東商城でカナダの生鮮食品や飲料品を販売する計畫を明らかにした。今年4月には京東商城の海外通販プラットフォーム「京東全球購」が開設(shè)され、米國、フランス、ドイツ、英國、日本、韓國、ニュージーランドなどの輸入品を販売している。
アリババ傘下のB2Cモール「天貓(Tmall)」も1年前から海外ブランドを招いてショップを開設(shè)しており、輸入生鮮食品や海産食品の宣伝に力を入れている。また、ウォルマートが出資するネット通販サイト「一號店」も、タイのドリアン、アルゼンチンの赤エビなど、輸入食品を取り扱っている。
中國市場への進出を狙う海外の小売業(yè)者も、電子商取引の力を借りて中國で急速な発展を?qū)g現(xiàn)したいと望んでいる。米アマゾン?ドット?コムは昨年、上海自由貿(mào)易區(qū)に倉庫を設(shè)立、中國語サイトを立ち上げたほか、天貓にもショップを開設(shè)した。このほか、米小売チェーンのコストコも天貓にショップをオープン。米ネットオークションサービスのeBayは京東商城と輸入商品の販売で提攜している。日本の楽天市場も中國語サイトを開設(shè)し、中國の銀行カードや支付寶(アリペイ)による支払いに対応した。
カナダの駐中國大使のGuy Saint-Jacques氏は京東商城とカナダ政府の協(xié)力協(xié)定調(diào)印式に出席した際、「中國人消費者がネットショッピングを好むことを知った外國企業(yè)は、中國のEC業(yè)者との協(xié)力を通じ、よりスピーディかつ安全、リーズナブルに市場を切り開きたいと考えている。またこうすることで、中國での経営における多くのコストを節(jié)約できる」と語った。
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