中國政府がインターネットと他産業(yè)との結(jié)びつきをはかる「インターネットプラス」計畫をうち出したのにともない、インターネットベンチャー産業(yè)が勢いよく発展しつつある。9日に発表された「2015年雙創(chuàng)白書」(「雙創(chuàng)」は各地方と企業(yè)?事業(yè)機(jī)関の雙方による創(chuàng)業(yè)活動)によると、昨年は中國のネットベンチャー企業(yè)の7割が創(chuàng)業(yè)の地に北京、上海、広東を選び、北京が約4割を占めたという。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
2015年には、「大衆(zhòng)による創(chuàng)業(yè)やイノベーション」と「インターネットプラス」行動計畫が初めて政府の活動報告に組み込まれた。7月4日には、注目を集める「インターネットプラス」行動指導(dǎo)意見が出され、共同製造、通信販売、現(xiàn)代型農(nóng)業(yè)、人口知能など11分野で「インターネットプラス」行動を推進(jìn)し、創(chuàng)業(yè)?イノベーションが中國経済の成長を駆動する新たなエネルギーになることが明確にされた。
9日に北京で開催された2015年中國新経済年次総會夏季サミットでは、同白書に基づき、14年のネットベンチャー企業(yè)の10大人気エリアが発表された。北京市、上海市、広東省、浙江省、江蘇省、四川省、福建省、湖北省、山東省、陝西省で、この10カ所でネットベンチャー企業(yè)の92.7%をカバーする。報告によると、産業(yè)チェーンの川上から川下、総合的環(huán)境、資金の準(zhǔn)備、人材など各要素をみると、中國ネットベンチャー企業(yè)の地域分布の原因は明らかだという。
同白書によれば、ネットベンチャー企業(yè)が創(chuàng)業(yè)の地として選ぶのはこれまでと変わらず北京、上海、広東で、14年に設(shè)立されたネットベンチャー企業(yè)でこの3カ所にあるのは73.84%を占め、このうち北京が39%でトップに立ち、上海の18%、広東の17%が続いたという。
分野別ににみると、通販がネットベンチャー企業(yè)の間で最も人気のある分野であることは間違いない。統(tǒng)計によると、14年に設(shè)立されたベンチャーのうち通販?zhǔn)聵I(yè)を手がけるところが729社と最も多く、全體の13%を占めた。所在地の生活に関わる事業(yè)を手がけるところは590社で2位、金融分野の事業(yè)を手がけるところは587社で3位だった。
企業(yè)の発展という點でみると、14年にはネットベンチャー36社が上場し、13年の16社に比べて93.75%の増加となった。手がける事業(yè)は企業(yè)向けサービス、ゲーム?漫畫?アニメ、通販、教育など14分野にわたる。上場した場所をみると、國內(nèi)が15社、香港が9社、海外が12社だった。
同報告によると、14年には百度(バイドゥ)、アリババ(阿里巴巴)、騰訊(テンセント)、奇虎360、小米をはじめとする大手のネット企業(yè)がネット産業(yè)における合併買収(M&A)や投資の動きを加速させ、創(chuàng)業(yè)者數(shù)と創(chuàng)業(yè)企業(yè)數(shù)がいずれも上位に並んだ。アリババ系列のベンチャーは310社、騰訊系列は274社だった。これら5大企業(yè)を源流として、無數(shù)の創(chuàng)業(yè)者たちが雙創(chuàng)の大きな流れの中に身を投じているという。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年7月10日
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