6月20日、オリンピックデーランイベントで、冬季五輪招致成功を応援する旗を掲げる張家口の市民

一連の大気汚染対策はすでに著実な成果を挙げている。データによると、今年上半期、北京市の大気の質(zhì)は大きく改善し、大気質(zhì)が1級(jí)（優(yōu)）だった日は23日間で、前年同期比7日増加した。一方、重度汚染の日數(shù)は累計(jì)16日間で、同9日減少した。

このほか、五輪の招致によって、都市の持続可能な発展や、北京?天津?河北の協(xié)同発展が促進(jìn)されている。北京五輪都市発展促進(jìn)會(huì)の蔣効愚副會(huì)長(zhǎng)は、「たとえば北京市の軌道交通を例に取ると、2002年の時(shí)點(diǎn)での総延長(zhǎng)は54キロだったが、北京五輪の開(kāi)催により、2008年には200キロに達(dá)した。2014年には500キロに達(dá)している。2020年には1千キロに達(dá)するだろう」と指摘する。

王安順市長(zhǎng)は「北京と張家口による冬季五輪の共同招致は、中國(guó)が実施中の北京?天津?河北協(xié)同発展戦略とも合致している。冬季五輪の招致により、同地域の産業(yè)構(gòu)造調(diào)整が促進(jìn)され、交通を含むインフラ建設(shè)が加速し、都市建設(shè)と管理水準(zhǔn)が高まり、大気汚染の防止?環(huán)境保護(hù)が推進(jìn)されるだろう。これは、ウィンタースポーツ産業(yè)の発展に有利なだけでなく、雇用の創(chuàng)出、國(guó)民生活の改善にもつながる。北京?天津?河北の文化観光ベルトの発展により、スポーツ?文化?観光?レジャーなどの産業(yè)で60萬(wàn)人の雇用が創(chuàng)出できる」と語(yǔ)る。（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年7月29日