2月25日、北京市延慶石京竜スキー場で遊ぶ観光客ら
IOC(國際オリンピック委員會)は7月31日、投票によって2022年冬季五輪開催地を決定する。北京市は昨年7月にIOCに立候補都市として承認されて以來、積極的に招致活動を進めてきた。特筆すべきは、冬季五輪招致のプロセスにおいて、ウィンタースポーツの発展、大気質(zhì)の改善、経済発展の促進などの面で、國民生活にも多くの利益がもたらされた點だ。
北京2022年冬季五輪招致委員會の會長を務(wù)める、北京市の王安順市長は、「現(xiàn)在北京には100カ所あまりのスケート場?スキー場がある。冬季五輪の招致によって、夏季五輪種目が強く、冬季五輪種目が弱いという中國の現(xiàn)在の不合理な構(gòu)造が変化するだろう。國民生活の水準が高まるに伴い、多くの人々、特に青少年がウィンタースポーツを楽しむようになった」と語る。
北京冬季五輪招致委員會の王恵副秘書長は、「冬季五輪の種目は近年、中國で大きく発展している。北京?張家口の冬季五輪招致により、ウィンタースポーツへの國民の參加が牽引された?,F(xiàn)在北京には、小中學校のアイスホッケーチームだけでも96チームあり、2千人あまりの學生がアイスホッケーを?qū)Wんでいる。これだけでなく、その他のスケート?スキー種目も急速な発展を遂げている。もし招致に成功すれば、より多くの人がウィンタースポーツに取り組むようになるだろう」と語る。
王恵副秘書長はまた、「冬季五輪の招致により、大気汚染の対策も促進され、産業(yè)構(gòu)造の調(diào)整により一層力が注がれる。冬季五輪の開催には、良好な大気環(huán)境が不可欠だ。大気汚染を防止することは、冬季五輪だけでなく、國民にとっても大きな利益となる」と指摘する。
北京市の王安順市長は、「北京市はこれまでに、『北京市大気汚染防止條例』『北京市大気清浄行動計畫(2013-2017年)』を打ち出した。大気汚染対策のための全社會からの投資額は、5年間で約1300億ドルに上る。2017年までに、北京市の石炭燃焼量は2012年の2300萬トンから、1000萬トン以下にまで抑えられる」と述べた。
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