國際オリンピック委員會(huì)（IOC）のバッハ會(huì)長(zhǎng)は7月31日、北京が2022年冬季五輪の開催権を獲得したと発表した。中國科學(xué)院地理資源研究所は、2022年冬季五輪の招致で、科學(xué)技術(shù)面から重要な支援を行った。中國科學(xué)報(bào)が伝えた。

同研究所は北京林業(yè)大學(xué)と協(xié)力し、2010年12月に「張家口市崇禮赤城スキーエリア計(jì)畫」を策定した。同計(jì)畫は世界的に有名なスキー場(chǎng)の建設(shè)、冬季五輪の開催を基準(zhǔn)とした。気候データ、中國北方のスキー場(chǎng)建設(shè)條件の評(píng)価システムに基づき、世界的に有名なスキー場(chǎng)の標(biāo)高?落差?降雪量?気溫などの指標(biāo)との比較分析を行った。崇禮スキーエリアの地理的なメリットと市場(chǎng)の潛在力を客観的に評(píng)価した上で、同エリアが冬季五輪に使用されるスキー場(chǎng)の條件を満たすと判斷した。

華北の山間部のスキー資源および首都の水源地を保護(hù)し、北京?天津?河北の共同発展を促進(jìn)し、2022年冬季五輪のスキー場(chǎng)の科學(xué)的な建設(shè)を保証するため、同研究所のチームは2014年および2015年に報(bào)告書を作成した。これらの報(bào)告書は採用され、國家の関連する主管部門に配布された。同報(bào)告書が提唱した生態(tài)建設(shè)および水資源保証プランは、「持続可能な冬季五輪」に科學(xué)的な根拠を提供した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月3日