徐革非さんはフランス語「南京」の企畫者で、2009年にフランスの友人數(shù)人と共にこの出版社を立ち上げた。彼女が夏さんのことを知ったのは2010年、夏さんと日本の右翼団體が10年にもわたり裁判で爭っているという報(bào)道からだった。この裁判が最終的にフランス語漫畫「南京」の創(chuàng)作のきっかけとなった。フランス語漫畫「南京」はフランスの劇作家ニック?マイランド(Nick Mayrand)氏が執(zhí)筆し、四川美術(shù)學(xué)院教授?周宗凱氏が作畫してついに完成した。絵は木版畫風(fēng)の作畫を用い、歐州映畫のカメラワークと融合させて、中國の連環(huán)畫(物語を1ページ大 の挿絵と見出し文で表現(xiàn)する手のひらサイズの絵本)風(fēng)の仕上がりとなっている。初版6,000部は瞬く間に売り切れた。歐州の多くの読者はこの本で初めて第二次世界大戦における「南京大虐殺」を知った。
徐革非さんは「南京」のような作品こそが彼女が出版社を作りたいと決めた動(dòng)機(jī)だったという。2007年、彼女は化學(xué)工業(yè)の會(huì)社を辭職し、中國の物語を出版する企畫書を書き上げ、投資家を募っていた。彼女の人生において最も重要な人物、それはフランス人腳本家のパトリック?マーティ(Patrick Marty)氏だ。マーティ氏はずっと中國文化に強(qiáng)い興味をもっており、徐革非さんの話を聞いた後、自分と徐革非さんの出會(huì)いに運(yùn)命を感じたという。その後、彼は周りの友人を徐革非さんに紹介し、彼女と共に最初の物語の企畫を始めた。物語の主人公は中國の著名な歴史人物?包拯(中國で広く知られている北宋の清廉潔白な政治家)。この本は企畫から1年あまりを費(fèi)やし、中國の著名漫畫家?聶崇瑞氏がその作畫を擔(dān)當(dāng)した。2009年、徐革非さんは最初の中國の物語を歐州最大のアングレーム國際漫畫祭に出展し、大成功を収めた?!赴鼇黄妗工切旄锓扦丹螭缺伺纬霭嫔绀弦粴荬擞忻摔胜?、26人の株主が次々と加わった。內(nèi)容豊富な真実の中國の物語をフランスに紹介したい、これが彼女が見つけ出した人生における座標(biāo)軸だ。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年11月27日
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