30日に発表された「北京?天津?河北地域の共同発展における生態(tài)環(huán)境保護(hù)計(jì)畫」によると、同地域のPM2.5濃度は、2020年までに2013年比約40％低下、1立方メートルあたり64マイクログラム前後に抑えられる見通しという。中國日報(bào)が報(bào)じた。

具體的には、北京?天津?河北地域のPM2.5年平均濃度は、2017年までに1立方メートルあたり73マイクログラム、2020年までに64マイクログラム前後に抑えられ、主要汚染物質(zhì)の排出総量は大幅に削減され、地域內(nèi)の生態(tài)環(huán)境の質(zhì)はかなり改善され、都市?農(nóng)村の環(huán)境インフラ體系はほぼ整うと予測される。

今年8月29日に発表された新「中華人民共和國大気汚染防止法」は、來年1月1日から施行される。新法では、予防?対策範(fàn)囲、予防?対策対象、管理監(jiān)督の程度、懲罰の程度などがいずれも、2000年改正版より厳しくなっている。また、新「中華人民共和國大気汚染予防法」は、新「環(huán)境保護(hù)法」に続き再び発表された重要文書となった。

國際環(huán)境保護(hù)団體「クリーン?エア?アジア（CAA）」が11月16日に発表した報(bào)告書「大気中國2015:中國の大気汚染対策プロセス」によると、國內(nèi)74都市の2013年と2014年統(tǒng)計(jì)データと比べた場合、中國における大気汚染対策は、かなり大きな効果が表れている。特に、北京や上海などの発達(dá)都市では、よい潤沢な資金と高い政府當(dāng)局職員の意識(shí)ゆえに、大気の質(zhì)の管理能力は、その他の都市を大きく引き離している。一方、東北部、中部、西南部の都市群は、全體的能力がまだ高いとはいえない。報(bào)告によると、「大気の質(zhì)による都市のランク付け」「地方政府との責(zé)任契約の締結(jié)」「地方擔(dān)當(dāng)者との協(xié)議」という３つの措置は、大気の質(zhì)改善において重要な役割を発揮している。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年12月31日