北京市環(huán)境保護(hù)局は4日午前、2015年の大気の質(zhì)の狀況を発表した。年間の大気の質(zhì)が発表されるのはこれで2度目。京華時(shí)報(bào)が報(bào)じた。

北京市は昨年、産業(yè)構(gòu)造の調(diào)整やエネルギー構(gòu)造の最適化などの対策を通して、大気汚染の改善に力を入れた。4日の発表によると、昨年、北京の微小粒子狀物質(zhì)?PM2.5の平均濃度は80.6マイクログラム／立方メートルと、前年比6.2％の改善となり、5%改善という目標(biāo)値以上を達(dá)成した。その他、大気の質(zhì)が基準(zhǔn)値內(nèi)だった日數(shù)は全體の51%に當(dāng)たる186日だった。前年より14日多い結(jié)果だった。

しかし、大気汚染の狀況は決して楽観視できない。例えば、PM2.5の平均濃度は中國が定めている基準(zhǔn)の1.3倍。北京の大気汚染はいまだに深刻な狀況だ。

13年からPM2.5のモニタリングが始まって以降、北京市のPM2.5の濃度の水準(zhǔn)は、少しずつ改善している。前出局によると、大気の質(zhì)の変化は、短期的には、気象條件の変化の影響を大きく受けるものの、長期的に見ると、主に區(qū)域內(nèi)の大気汚染の原因となる物質(zhì)の排出総量によって決まる。そのため、社會(huì)をあげて、産業(yè)構(gòu)造の調(diào)整やエネルギー構(gòu)造の最適化、ライフスタイルの改善などを行い、大気汚染の原因となる物質(zhì)の排出を減らさなければ、大気の質(zhì)を抜本的に解決することはできない。市民全體が長期にわたって共に努力することが必要な長期間にわたる難しい任務(wù)となる。

「人民網(wǎng)日本語版」2016年1月5日