店を経営する上で最も大切なのは「心を込めることと専念すること」という巴さん。料理のクオリティの高さが認(rèn)められ、値段も手ごろであるため、常連客が増え、どんどん繁盛。規(guī)模が大きくなり、利益も増えたため、北京で4店舗抱えるようになり、さらに西洋式の居酒屋もオープンさせて、カレー料理やスイーツを提供している。
モンゴル族特有のさっぱりした人柄もあり、巴さんは多くの客と仲良くなった。それら友人には、中國(guó)人もいれば、日本人もいる。大學(xué)を卒業(yè)して北京以外の地で就職したにもかかわらず、大學(xué)生生活の「味」を思い出して頻繁に來(lái)店する人のほか、自分の會(huì)社のカレンダーなどを毎年くれる日本人客もいる。そのため、店の壁には、客たちの楽しい思い出がいっぱい詰まっている。
それだけでなく、巴さんはここで、生涯の伴侶も見(jiàn)付けた。日本?名古屋出身のやさしくてかわいい日本人女性。偶然にも女性の名前は「加藤」であるため、この店の名前は妻に由來(lái)していると思う客も多いという。そんな加藤さんもこの店の常連客で、店に通ううちに巴さんと仲良くなった。巴さんは、「そのうち、二人で食事に出かけるようになった」と幸せいっぱいの笑みを浮かべる。
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