新聞コレクターである張海山さん（60）は1970年代に就職して以來40數(shù)年にわたり10萬部近くの新聞をコレクションしてきた。中國の現(xiàn)代社會における各時代の歴史を象徴している記事は3千種類に達(dá)し、最も早い年代の新聞10部余りは民國時代(1912-1949)の「救亡情報」である。

3月24日、張さんの小さな事務(wù)所には各種新聞が所狹しと置かれているのを見つけた。張さんは、「『救亡情報』は12?9運(yùn)動の勃発後2年後に創(chuàng)刊され、発行期間はたったの7カ月であったにもかかわらず、全國民に抗日を呼びかけるのに大きな役割を果たした」と話す。

張さんはまた1960年～1980年代に集めた各種の古新聞がお気に入りで、1萬部以上のその時期の新聞を分類し、大切に保管している。新聞を1枚めくる度、張さんは遠(yuǎn)い歴史の物語をとうとうと語り続ける。

好きでやっていた最初の頃から情熱は冷めることなく今に至り、新聞コレクションは彼の習(xí)慣になった。張さんは、「時間がある時はいつも靜かに古新聞を靜かにめくっている。色褪せた新聞紙、遠(yuǎn)い昔の記憶から見えるのは中國現(xiàn)代社會が辿ってきた歴史の変遷だ」と話す。(編集JK)

「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月28日