外交部(外務(wù)?。─魏槔趫?bào)道官は29日、中國(guó)政府が解暁巖氏をシリア問(wèn)題特使に任命したことを発表した。中國(guó)初のシリア問(wèn)題特使だ。これまでに中東問(wèn)題特使、アフリカ問(wèn)題特別代表、アジア問(wèn)題特使などはいた。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。
シリア危機(jī)はすでに5年の長(zhǎng)きにわたり続いている?,F(xiàn)在、シリア問(wèn)題の解決は肝要な節(jié)目を迎えている。國(guó)際社會(huì)の共同努力の下、停戦合意は全體的に実行を得て、人道支援は進(jìn)み、シリアの政府と反體制派はジュネーブ和平交渉を再開(kāi)した。
中國(guó)政府がこの時(shí)期にシリア問(wèn)題特使を任命したことには、どのような考えがあるのだろうか?
「國(guó)際社會(huì)はこの歴史的機(jī)會(huì)を捉え、シリア問(wèn)題の政治的解決プロセスを引き続き推進(jìn)する必要があり、そうするべきだ」。中國(guó)社會(huì)科學(xué)院西アジア?アフリカ研究所研究員、國(guó)際関係室長(zhǎng)の王林聡氏は人民日?qǐng)?bào)の取材に「シリア問(wèn)題は中東において最も先鋭的で複雑な問(wèn)題の1つになっている。難民問(wèn)題の解決、テロの取締り、地域の安全維持の鍵がかかっている。シリア問(wèn)題特使の任命は、中國(guó)政府がシリア問(wèn)題を重視していることを十分に示すものであり、シリア問(wèn)題の公正で公平かつ合理的な解決への中國(guó)の自信と願(yuàn)いを示すものでもある」と指摘した。
安保理常任理事國(guó)として、中國(guó)側(cè)はシリア問(wèn)題の適切な解決のために積極的、建設(shè)的な役割を発揮し続けてきた。寧夏大學(xué)中國(guó)アラブ研究院の李紹先院長(zhǎng)は「ここ數(shù)年、シリア問(wèn)題における中國(guó)の態(tài)度は終始一貫している。つまりシリアの國(guó)家主権を尊重し、外的干渉に反対し、シリア國(guó)民にシリアの未來(lái)を決定させ、政治的解決がシリア問(wèn)題の唯一の出口であることを主張するというものだ。シリア危機(jī)の初期、中國(guó)政府は外的干渉に斷固反対し、外的干渉はシリアおよび地域に破滅的結(jié)果をもたらす恐れがあると指摘し、安保理で4回にわたり拒否権を発動(dòng)してシリアへの軍事介入の試みを否決した」と指摘。
「中國(guó)政府の行動(dòng)は當(dāng)時(shí)地域の一部アラブ諸國(guó)の不理解および西側(cè)諸國(guó)の批判を招いたが、時(shí)間が経つにつれて多くのアラブ諸國(guó)は中國(guó)の立場(chǎng)と主張の正しさを認(rèn)識(shí)し、中國(guó)こそがアラブ諸國(guó)の利益を考えている大國(guó)であることを認(rèn)識(shí)するにいたった。シリア問(wèn)題に強(qiáng)く干渉し続け、政権交代を図り続けてきた西側(cè)諸國(guó)も最終的には政治的解決が唯一の出口であることを認(rèn)めざるを得ず、努力を始めた」と述べた。
このウェブサイトの著作権は人民日?qǐng)?bào)社にあります。
掲載された記事、寫(xiě)真の無(wú)斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-3680