「スワロウテイル」から、巖井監(jiān)督の作品中では、中國人の姿や中國の要素が盛り込まれるようになった。そのことに関して、巖井監(jiān)督は、「自分の母親が中國で生まれ、子供の頃によく中國のことを話してくれた。また、中國文學(xué)の著名な作家?魯迅が僕の出身地である仙臺に留學(xué)したことがあるため、魯迅の事績が仙臺で広く伝えられており、ずっと中國を身近に感じている」とし、「『スワロウテイル』を製作した時に中國語も勉強(qiáng)し、『花とアリス』では必要な時に中國語を使った。中國語の『愛してる』というセリフを入れたのも僕のアイデア」と語った。
「『スワロウテイル』は、日本にやって來る外國人をポジティブに描いている。母國を離れ、異國の地でがんばっているそのような外國人にずっと注目して來た」と巖井監(jiān)督。
その他、今回の映畫祭で上映される他の作品について、「『打ち上げ花火、下から見るか? 橫から見るか? 』は自分の中ではベスト作品」としたほか、「『Love Letter』の腳本や撮影にかけた時間はとても短い。しかしアジア、特に中國や韓國で反響がとても大きかった。交流の懸け橋になるということが、映畫が僕に與えた使命だと感じている」と語った。また、最近の「リップヴァンウィンクルの花嫁 」や「ヴァンパイア」については、「現(xiàn)代の日本を反映している前者は2011年の東日本大震災(zāi)をきっかけに、自分の生まれた街についてよく考えるようになった」と説明?!羔嵴撙?、米國との合作映畫で、本當(dāng)の意味での初めての海外作品。今後、中國を含むいろんな海外の地域と合作したい」と話した。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年11月1日
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