中國國內(nèi)の石油製品の価格調(diào)整窓口が16日午後12時に動き出すという。國際原油価格の持続的な低下を受けて、複數(shù)の機関がこのたびの価格調(diào)整では今年最大の値下げ幅を記録すると予想する。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

予測によれば、14日の原油市場で原油価格の変化率がマイナス9.78％だったことを踏まえると、ガソリン?ディーゼル油価格は1トンあたり320元（1元は約15.9円）値下がりしたことになる。

今年に入ってからこれまでに、石油製品価格の値下げ幅は8月初旬に最大となり、ガソリンは同220元、ディーゼル油は同215元、それぞれ値下がりした。これはつまり、今回の値下げ幅が今年最大になるということだ。

前回の価格調(diào)整窓口の動きがあった時（11月2日午後12時）には、國內(nèi)の石油製品価格は據(jù)え置かれた。値下がりの動きと値上がりの動きを相殺すると、今年になってガソリン価格は同670元値上がりし、ディーゼル油価格は同645元値上がりしている。今回、石油製品価格の引き下げ調(diào)整が行われれば、今年に入って5回目の値下げとなり、2016年の國內(nèi)石油製品価格調(diào)整の動きは「7値上げ?5値下げ?10據(jù)え置き」ということになる。

10月28日から11月4日まで、國際市場での石油製品価格は6日連続で値下がりした。石油製品アナリストの李彥さんは、「石油輸出國機構(gòu)（OPEC）のうち出した減産に対する市場の懸念が強まったことに、米國の原油ストックが大幅に回復(fù)したことが加わって、國際原油価格は持続的に低下し、このたびの価格調(diào)整周期では、低下に応じた値下げ幅が1トンあたり200元を超えることになった」と説明する。

アナリストの徐娜さんは、「今回の価格調(diào)整後、國內(nèi)の多くの地域で、ガソリン価格が1リットル當(dāng)たり6元を切る『5元時代』に再び回帰することになる」と予想する。

価格の引き下げ調(diào)整が実現(xiàn)すれば、消費者の移動コストが低下する。徐さんは、「1カ月間の走行距離を2千キロメートルとすると、100キロメートルあたりの燃費が10リットルの小型乗用車の場合、今回の価格調(diào)整が実施されれば、燃料コストが約25元低下することになる」と試算する。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年11月16日