世界的コンサルティング會(huì)社の米マッキンゼー?アンド?カンパニーが21日に発表した「グローバル銀行業(yè)報(bào)告2016年」と「中國銀行業(yè)の明日はどこに‐‐ダブルレール戦略」によると、2006年以降、中國の銀行業(yè)が達(dá)成した500％という利益の伸びは驚異的で、世界の銀行業(yè)の収入の増加はほぼすべて中國に由來するものだという。中國新聞社が伝えた。

確かに、中國銀行業(yè)の狀況は世界のどの市場(chǎng)とも異なり、國有銀行が主導(dǎo)的な位置を占めてきたが、過去10年間は中國経済の飛躍的な伸びに力を得て、世界の銀行業(yè)の価値創(chuàng)造を後押しする中核的パワーとなり、世界の銀行業(yè)全體に占める利益は05年の5％から14年は25％に増加した。

だが12年から14年にかけては、中國銀行業(yè)の伸びが著しく鈍化し、成長(zhǎng)率は8％にとどまり、05～12年の複合成長(zhǎng)率30％を大幅に下回った。経済成長(zhǎng)ペースの鈍化や資産リスクの拡大がもたらした打撃だけでなく、金利の市場(chǎng)化やネットバンキングの二重の打撃もあり、こうしたことが中國銀行業(yè)の収益水準(zhǔn)を急速に押し下げつつある。産業(yè)全體の自己資本利益率（ROE）は13年第1四半期（1～3月）の21％から、16年第2四半期（4～6月）は15.16％に低下した。

とはいえ「危機(jī)」と「チャンス」は往々にして共存するものだ。ビッグデータ、クラウド技術(shù)、ブロックチェーン、人工知能（AI）などの新しい金融技術(shù)の急速な発展に伴い、銀行の業(yè)務(wù)デジタル化能力の向上や顧客の體験の改善に向けた誘発要因が生まれ、伝統(tǒng)的な銀行は重大なモデル転換期のチャンスを迎えることになった。

マッキンゼーのディレクターの曲向軍氏は、「中國のマクロ経済と金融産業(yè)の大変革期にあって、中國銀行業(yè)は次の8分野で発展チャンスを探り出すことができる。貸借対照表の最適化と改善、法人業(yè)務(wù)の発展への注力、金融市場(chǎng)業(yè)務(wù)の強(qiáng)化、小売り業(yè)務(wù)の通常の枠を超えた発展、注目を集める重點(diǎn)地域の発展、ネットバンキングの強(qiáng)化、資産管理の強(qiáng)化、タイミングのよい合併買収（M&A）の展開、の8分野だ」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年11月22日