中國人民銀行(中央銀行)が18日に発表した今年第1~3四半期(1~9月)の金融統(tǒng)計データをみると、9月末時點の広義マネーサプライ(M2)殘高は151兆6400億元(1元は約15.4円)に上り、前年同期比11.5%増加した。狹義マネーサプライ(M1)殘高は45兆4300億元で同24.7%増加した。流通現(xiàn)金(M0)は6兆5100億元で同6.6%増加した。第1~3四半期の通貨の純発行額は1852億元だった。
人民元建て貸出をみると、第1~3四半期には貸出額が10兆1600億元増加し、増加額は前年同期を2558億元上回った。部門別にみると、住居関連部門の貸出が4兆7200億元増加し、非金融企業(yè)?機(jī)関は5兆2700億元増加した。統(tǒng)計によると、1~9月の個人向け住宅ローンは3兆6300億元増加して、増加額は同1兆8千億元増えた。9月は4759億元増加し、増加額は同2055億元増えた。
外貨準(zhǔn)備をみると、9月末の國の外貨準(zhǔn)備殘高は3兆1700億ドル(1ドルは約103.8円)で前月比188億ドル減少した。9月には人民銀の外國為替資金殘高が3375億元減少した。人民銀調(diào)査統(tǒng)計司の阮健弘副司長は、「9月には外貨準(zhǔn)備殘高と人民銀の外國為替資金殘高の変化が完全には一致しなかった。これは主に一部の外貨準(zhǔn)備の運用資産の価格上昇、人民元以外の一連の通貨の対米ドルレートの上昇がもたらした資産の再評価といった要因と関係がある」と話す。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年10月19日
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