國(guó)家統(tǒng)計(jì)局はこのほど2016年9月の消費(fèi)者物価指數(shù)(CPI)と生産者物価指數(shù)(PPI)の各データを発表した。それによると、9月のCPIは前月比0.7%上昇し、前年同期比1.9%上昇した。PPIは前月比0.5%上昇し、前年同期比0.1%上昇した。いずれも4年半ぶりにマイナスからプラスに転換した。
同局都市社會(huì)経済調(diào)査司の余秋梅シニア統(tǒng)計(jì)士は、「一部の地域で野菜が転作の時(shí)期を迎えたこと、臺(tái)風(fēng)をはじめとする悪天候の影響があったこと、一部の果物類が徐々に旬の時(shí)期の終わりを迎えたことなどにより、野菜と果物の価格が前月より上昇し、CPIを0.33ポイント引き上げた。非食品をみると、國(guó)內(nèi)での石油製品の価格調(diào)整、一部地域での幼稚園や私立學(xué)校の學(xué)費(fèi)値上げ、衣替えシーズンの到來(lái)などにより、ガソリン、ディーゼルオイル、教育サービス、衣料品の価格がCPIを0.25ポイント引き上げた。業(yè)界関係者によれば、今後數(shù)カ月間は持ち越し効果が小幅に上昇してCPI上昇幅を押し上げる可能性があるが、上昇幅は相対的かつ限定的で、通年のCPIは安定した運(yùn)営を維持するレベルにとどまる見(jiàn)込みだ」との見(jiàn)方を示す。
注目されるのは、CPIの安定ぶりに比べて、PPIは前年同期比上昇率がマイナスからプラスに転じ、國(guó)內(nèi)?海外の各方面からの関心が高まったことだ。世界経済が持続的に低迷し、國(guó)際市場(chǎng)における大口商品価格の低下などさまざまな要因が総合的に働いた結(jié)果、中國(guó)のPPIは2012年3月から前年同期比ベースで低下を続け、工業(yè)生産は持続的なデフレ圧力に直面し続けた。こうした狀況は今年に入ると改善され、PPI低下幅が縮小を続け、9月には同0.1%上昇して、54カ月間続いた低下局面に終止符が打たれた。
余シニア統(tǒng)計(jì)士の分析によれば、「成長(zhǎng)の安定化、過(guò)剰生産能力の削減、在庫(kù)の削減といった政策に後押しされて、年初以來(lái)、國(guó)內(nèi)工業(yè)の需給問(wèn)題は緩和され、重點(diǎn)産業(yè)は在庫(kù)と販売量の狀況がいずれも好転し、さらに國(guó)際市場(chǎng)における原油、鉄鉱石、有色金屬をはじめとする大口商品の狀況の好転も加わって、國(guó)內(nèi)の工業(yè)製品価格は上昇を続けた」という。
複數(shù)のアナリストが、「PPIという重要な指標(biāo)に重大な積極的変化がみられたことは、中國(guó)経済の極めて強(qiáng)い強(qiáng)靱さ、また極めて大きな潛在力や回復(fù)の可能性を物語(yǔ)るだけでなく、中國(guó)の安定成長(zhǎng)と供給側(cè)の構(gòu)造改革に関連した政策が積極的な成果を上げたことを反映してもいる。全體として、こうした変化は中國(guó)経済のさらなる安定化と好転への確信を高めるものだ」といった見(jiàn)方を示す。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年10月17日
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