商務部（商務?。─?8日に定例記者會見を開き、2016年1～9月と9月のビジネス運営の全體的な狀況を報告した。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

同部の沈丹陽報道官によると、「9月には、輸出入額が2兆1700億元（1元は約15.4円）に上り、前年同期比2.4％減少した。輸出は1兆2200億元で同5.6％減少、輸入は9447億9千萬元で同2.2％増加し、輸出から輸入を差し引いた貿(mào)易収支は2783億5千萬元の黒字で、黒字額は同25％減少した」という。

9月の輸出がやや減少したのはなぜか。沈報道官は2つの理由を挙げ、「第一に（比較の対象となる）前年同期の基數(shù)が高かった。第二に今年9月は昨年より営業(yè)日が1日少なく、その影響は少しあるが、大きな影響ではなかった」と述べた。

沈報道官はさらに掘り下げて次のように述べた。「今年に入ってから、対外貿(mào)易の発展が直面する狀況は、特に國際市場の情勢は非常に厳しく複雑なもので、不確定要因と不安定要因が増大し、下ぶれ圧力が拡大を続けている。9月27日には世界貿(mào)易機関（WTO）が2016年のグローバル貨物貿(mào)易量の増加率を4月の予測値の2.8％から1.7％に引き下げ調(diào)整した。この數(shù)字は金融危機発生以降、WTOがうち出した國際貿(mào)易量の増加率予測値の中で最も低いものだ。ここから今年はグローバル貿(mào)易が最も大きな困難に直面する年になることが予想される?，F(xiàn)在、対外貿(mào)易が直面する困難は短期的なものではなく、通年で対外貿(mào)易を安定に向かわせ好転させるという目標を?qū)g現(xiàn)するには、さらに苦しい努力を重ねなくてはならない」。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年10月19日