オンライン?モバイル広告サイト「趕集網(wǎng)」がこのほど発表した調(diào)査データによると、中國「95後(1995年から1999年生まれ)」の新ブルーカラーは、「多様化」した能力発展に向かう傾向を呈している。職種による男女差は日ごとに縮小しており、女性はこれまで圧倒的に男性が優(yōu)位に立っていたポストに就くようになる一方で、女性の仕事と見られていた職種に男性も參加するようになった。広州と深センでは、家政士の2割近くを男性が占めており、月収は約4500元(1元は約16.2円)に上る。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
「趕集網(wǎng)」の統(tǒng)計データによると、レセプショニスト、家政士、観光ガイドなどの職種にも男性従事者がおり、家政士を選ぶ男性の割合は17.2%に達し、伝統(tǒng)的な就職観念とは全く対照的な実態(tài)が浮き彫りとなった。特に、広州と深センの家政婦士の募集狀況を見ると、男性家政士の割合は全國平均をやや上回り18%に達した。職務(wù)の內(nèi)容から見ると、男性家政士は主に介護職を擔當しており、その多くは高齢者の介護を擔っている。
「趕集網(wǎng)」人材募集広告擔當の王磊氏は、「男性家政士は増加傾向にあり、大いに歓迎されている。男性の體力は女性より優(yōu)れているため、體力を必要とする家事労働や、身體の不自由な高齢者に長時間付き添う仕事などいくつかの點で、男性はかなりの優(yōu)位性を備えている」と指摘した。
業(yè)界関係者は、次のような見方を示した。
「大きな局面から見て、北京?上海?広州?深センなど大都市における高齢化問題がますます顕著化し、高齢者の在宅介護が増加傾向にある環(huán)境のもと、家政士、特に重労働をこなせる男性家政士に対する需要は増え続けている。今年に入り、家政サービス會社が趕集網(wǎng)などのプラットフォームにおける男性家政士や介護士の求人數(shù)および求職者はいずれも増えている。給與面から見ると、広州や深センの家政師の平均月収は4400元。3年以上の経験を有する市街地の男性家政士の場合は、平均月収は5千元に達している」。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年11月29日
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