王毅外交部長（外相）は3日に北京で開かれた「國際情勢と中國の外交政策シンポジウム」（中國國際問題研究院、中國國際問題研究基金會(huì)主催）の開幕式で演説した際、2016年は中國外交にとって難関を攻め開拓する重要な一年だったと表明した。新華網(wǎng)が伝えた。

王部長は「2016年の中國外交は一層主導(dǎo)的、一層進(jìn)取、一層自信ある、一層成熟したものだった。中國の特色ある大國外交の全方位的推進(jìn)は、中國人が誇りに思い、各方面が敬服する一連の重要な成果を得た」として、以下を挙げた。

（１）果敢に責(zé)任を擔(dān)い、グローバル?ガバナンス體制の変革をリードした。G20杭州サミットの主催に成功し、世界経済とグローバル?ガバナンスの前進(jìn)の方向をリードした。アジア太平洋経済協(xié)力會(huì)議（APEC）リマ會(huì)議を後押しし、アジア太平洋自由貿(mào)易圏構(gòu)築に新たな原動(dòng)力を注いだ。気候変動(dòng)問題で大國としての責(zé)任感をはっきりと示した。

（２）チャンスを捉え、周辺の安定?協(xié)力の大局を維持した。中國?フィリピン関係は立て直しを?qū)g現(xiàn)し、南中國海問題は対話と協(xié)議による解決という正しい道に戻った。

（３）主導(dǎo)的に策を練り、主要國関係の安定を維持した。米大統(tǒng)領(lǐng)選の年において中米関係が引き続き正しい道に沿って健全に安定して前進(jìn)するよう確保した。中露包括的?戦略的協(xié)力パートナーシップはさらに高い水準(zhǔn)へと踏み出した。

（４）世界的計(jì)畫により、途上國のコミュニティを拡大した。途上國を重點(diǎn)とするグローバル?パートナーシップ?ネットワークがほぼ構(gòu)築され、日増しに整備された。