寫真出典:箭厰動畫「南京で生活する日本人」
近年同館を見學(xué)した日本人の正確な數(shù)は分からない。日本人が同館に來ても、挨拶したり、誰かと話したりすることもせず、自分が日本人だと名乗らないからだ。日本人の間には、「絶対に日本語を話してはいけない」という共通の認(rèn)識があるかのようだ。日本人は靜かに見學(xué)しては、靜かにそこを去っていく。日本で長く暮らしたことがあるスタッフなら、髪型や服裝から日本人と分かることもあるものの、暗黙の了解であるかのように、話しかけることはない。
同館の書記官として、日本人を案內(nèi)するというのは気楽な仕事ではない。言葉ではなく、周りの見學(xué)者の目線が問題になり、周囲を気にしながら、慎重に案內(nèi)しなければならない。もし、中國人からじっと見つめられると、書記官は、「彼らは確かに日本人だが、歴史とちゃんと向き合っている」と説明しに行くという。感情的になり「日本人はしっかりと目に焼き付けておくべき」との捨て臺詞を吐かれたこともあるものの、それ以外のトラブルが起きたことはない。
張館長は、「今、どんな方法で歴史を銘記するのが最善なのだろう」とずっと考えている?!?937年に南京大虐殺が起きてから80年が経ち、3世代を経ている。今は再び歴史を吟味すべき時だ」。
張館長はほとんど毎日、館內(nèi)を一回りする。それでも、「気持ちが落ち著かなくなる時がある」という。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn