春節(jié)連休といえば、家族が集まり、お互いの絆を確かめ合い、団欒を楽しむ至福のひと時(shí)といえよう。だが「帰省恐怖癥候群」、「結(jié)婚催促恐怖癥候群」、「都市漂流族」の人々にとっては、このような身內(nèi)が集う濃密な時(shí)間は、さまざまな悩みの種となることも事実だ。新華社が伝えた。
広東省深セン市で働く「95後(1995年以降生まれ)」の胡敏敏さん(女性)は「『帰省恐怖』指數(shù)を1から10までの十段階で表すとしたら、私はだいたい8から9。今年は実家から少し早めに戻ってくるため、すすんで連休中の殘業(yè)を職場(chǎng)に申請(qǐng)したぐらい」と話す。
胡さんが深センで働き始めて今年で3年目になる。職業(yè)は安定しておらず、ネットショップ運(yùn)営者や美容専門學(xué)校の講師などの仕事を常に掛け持ちしている。彼女が言う「春節(jié)中の殘業(yè)」は美容學(xué)校の初級(jí)3年生へのカリキュラム指導(dǎo)の仕事のことだ。
胡さんは「実家に戻って家族と新年を迎え、『濃密な時(shí)間』を過(guò)ごすことはやぶさかではない。だが、『帰省恐怖』の原因は、あまりにも出費(fèi)がかさむため。春節(jié)中に親戚や友人を訪ねるのに、手ぶらという訳にはいかない。ある年の年越しには、ほぼ全ての親戚宅に贈(zèng)り物をして、それらの家の子供全員にお年玉をあげたら、全部で2萬(wàn)元以上(約33萬(wàn)円)もかかった。この大出費(fèi)を埋め合わせるために、深センに戻ってからかなりの期間、インスタントラーメンを食べ続けなければならなかった。それ以來(lái)、私は『帰省恐怖癥』に罹ってしまった」と話した。
胡さんのケースとは異なり、江西省南昌市の白桜さん(女性)が最も恐れているのは、春節(jié)中に親戚や友人を訪ねた時(shí)に「いい人は見(jiàn)つかった?」と聞かれることだという?!杆饯悉猡?2歳、大學(xué)を卒業(yè)した年から、両親は私に良い相手を見(jiàn)つけて家に連れて帰ってきてほしいと暗にほのめかしていた。それから7年、私はまだ獨(dú)り者。春節(jié)中、親戚の誰(shuí)もが、『いい人は見(jiàn)つかった?』と私にしつこく聞いてくる。本當(dāng)に彼らにどう対応すべきか分からない」と白さんは嘆く。
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