■東アジア戦略の手がかりが初めて見(jiàn)えた？

外部から見(jiàn)ると、マティス國(guó)防長(zhǎng)官がこの時(shí)期に韓日を訪問(wèn)したことには別の深い意味がある。ある分析によると、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は就任後、國(guó)內(nèi)で多くの重要な政策議題に直面している。トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は一定期間內(nèi)にまず國(guó)內(nèi)上層部の政治?官僚體制を再編し、政令のスムーズな実行という基本目標(biāo)を達(dá)成する必要があり、そうして初めて対外政策を真に実行できる。その前に東アジア政策面ではまず韓日といった同盟國(guó)と「ベクトルを合わせ」、相互のニーズについて意思疎通し、一致または妥協(xié)することで、今後の中長(zhǎng)期計(jì)畫(huà)の論証を深める必要がある。したがって、マティス國(guó)防長(zhǎng)官の今回の訪問(wèn)には探りを入れ、接觸し、意思疎通する意味が強(qiáng)い。

中國(guó)社會(huì)科學(xué)院の米國(guó)専門(mén)家、ディアオ大明氏の分析によると、マティス國(guó)防長(zhǎng)官の今回の訪問(wèn)は事実上オバマ政権のアジア太平洋戦略の継続であり、アジア太平洋の同盟國(guó)との関係を強(qiáng)固にする狙いがある。

就任直後に韓日を訪問(wèn)したことは、トランプ政権の秘かな計(jì)算を物語(yǔ)っている。「アジア太平洋回帰」にはもう言及しないかもしれないが、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)には自らのアジア太平洋戦略がある。ディアオ氏によると、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)のアジア太平洋戦略の下で、韓日はアジア太平洋で米國(guó)の安保責(zé)任を一層分擔(dān)するかもしれない。具體的には南中國(guó)海をかき亂す、東南アジア地域で離間を煽るなどで、中國(guó)周辺の問(wèn)題を複雑化させるだろう。

現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では、米新政権のアジア太平洋戦略はなお観察が必要だ。これは米國(guó)內(nèi)の勢(shì)力による牽制を受けるだけでなく、重大な戦略と安全保障問(wèn)題における中米の働きかけ合いにかかっているからだ。トランプ大統(tǒng)領(lǐng)自身は大統(tǒng)領(lǐng)選前後にアジア太平洋問(wèn)題についての考えを繰り返し表明した。こうした政策傾向は米國(guó)內(nèi)で大きな立法抵抗に遭うため、実際に打ち出される政策の方向と強(qiáng)度は判斷が難しい。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年2月8日