山形県ハルビン事務所の大門明所長は、「當県は國際線がないものの、街の至る所で中國人観光客を目にすることでき、とてもうれしい。中國人観光客のこの変化は、當県が期待していたもので、訪れる中國人観光客が増加するにつれて、當県の経済も促進される。中國は世界経済のエンジンである限り、中國人観光客は潛在市場」と話す。
日本海沿いにある最大の都市である新潟市も近年、日本を旅行する中國人観光客の恩恵にあずかっている。新潟県のオフィシャルサイトには、同県の最新データが掲載されており、中國人観光客の宿泊數(shù)は前年比81.5%増となっている。同県は、「中國大陸部からの団體客が増加したため、外國人の宿泊數(shù)が過去最高となった」としている。その他、ハルビンと新潟を結(jié)ぶ國際線の増加で、中國東北地方から訪れる観光客が大幅に増加している。
世界の多くのスキーのメッカで滑ったことがあるというペンギンスキークラブの會長?劉昆氏は、「當クラブは、山形県の藏王山に行ってスキーをする企畫を何度も行ってきた。日本の自治體には、観光客が観光しやすいように、現(xiàn)地の観光名所を中心とした一連の観光ルートを制定してほしい」と要望している。
古屋領事は、「當領事館も日本の自治體と連攜して、観光開発を行っている。日本に個人で旅行に來る中國人が激増しているのを背景に、自治體は商機と見て、関連の観光ルートの制定を急いでいる」としている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年2月24日
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