青山氏によると、「経済の安定成長を保証するには、潛在的な原動力を発掘し発揮させることが非常に重要だ。中國の発展の可能性は引き続き大きく、経済構(gòu)造のモデル転換を促進するには、遅れた分野にみられる問題に対処して調(diào)整を行うと同時に、資源を成長の可能性のある新しい分野に投入することが必要で、中國は目下このようなプロセスを積極的に推進しており、中國経済?産業(yè)の発展は今まさに新たな成長に向けた『再構(gòu)成』の段階にある」という。

昨年、中國企業(yè)が世界規(guī)模で展開した投資額10億ドル（約1139億円）以上の合併買収（M&A）案件は51件に上った。青山氏は、「中國政府が國內(nèi)外の企業(yè)界や投資家に向けて魅力をもった発展の新しい青寫真を引き続き打ち出すことを期待し、また中國が世界各國により多くの投資チャンスを提供し、中國と世界の他の國々の経済成長を牽引するためにより多く貢獻することも期待する」と述べた。

青山氏は中國の経済発展に注目し続けてきた専門家として、「中國は政策の方向性において『改革による安定の促進』と『開放による安定の促進』をより重視している」と高く評価し、「中國は今や世界2位のエコノミーだ。そこで、中國の発展は自國の問題であるだけでなく、世界全體にもより大きな影響を與えることになる。米國で大統(tǒng)領(lǐng)が交代し、歐州各國が総選挙の年を迎えるなど、不確定要因が數(shù)多くある今、中國経済の安定発展はグローバル経済の成長にとって極めて重要だといえる」との見方を示した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年3月9日