中國の貧困脫卻という難関を突破する任務(wù)は非常に重い。貧困地區(qū)をサポートするため、中國は基準を設(shè)定し、基準を下回る地區(qū)は國が重點的に支援する貧困県としてリストアップされる?！肛毨Г违欹氓匹毪颏悉埂工趣いΔ韦?、つまりこの貧困脫卻の基準に到達することを意味する。中國政府は「貧困脫卻」における必須基準として、その地區(qū)の貧困人口が農(nóng)村人口総數(shù)の2％以下まで減らすこと、としている。今年2月末、江西省井岡山市は「貧困のレッテルをはがす」申請、つまり貧困県リストからの削除を申請した。國務(wù)院貧困者支援開発指導(dǎo)グループは第三者によるアセスメントを手配し、昨年貧困を脫卻したとされる貧困人口80％が照合され、ここ數(shù)年の間に貧困を脫卻されたとされる貧困人口の3分の2が照合された。その結(jié)果、総合的な貧困発生率は1.6％とされ、同時に抜き打ち調(diào)査をした人々のうち90％以上が貧困脫卻の成果を認めた。これら一連の厳格な審査評価プロセスを経て、劉永富主任は井岡山市の貧困脫卻は「時の試練に耐えうる」と判斷したということだ。

また一部の地方の人々が、貧困支援政策を享受できなくなることを恐れ、「貧困のレッテルをはがす」ことに消極的である問題について、劉主任は貧困脫卻の難関を突破するまでの間、「貧困のレッテルをはがす」ことを達成したか否かに関わらず、貧困支援政策に変更はなく、人々が享受できる政策もまた基本的に変わるものではないと中央政府は何度も強調(diào)しているとした。そして、「その目的はしっかりした成果のためであり、貧困脫卻の質(zhì)を保証し、再び貧困に陥ることを防止するためだ」とした。

2016年、中國の貧困人口は1240萬人にまで減少し、年度目標任務(wù)を超える成果をあげた。今年の政府活動報告には、さらに農(nóng)村の貧困人口1000萬人以上を減少させるとしている。全國政協(xié)委員で國務(wù)院貧困者支援開発指導(dǎo)グループ専門家諮詢委員會の范小建主任は、「現(xiàn)在、中國にはまだ4300萬人以上の貧困人口が存在し、2020年には農(nóng)村の貧困人口の貧困脫卻目標の達成を?qū)g現(xiàn)し、それまで毎年少なくとも1000萬人以上の貧困脫卻を?qū)g現(xiàn)しなければならない」とした。（編集TG）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年3月10日