國際通貨基金(IMF)は3月31日、世界各國の政府や中央銀行が保有する外貨準(zhǔn)備のうち中國?人民元が占める割合を初めて発表した。人民日報が報じた。
IMFが3ヶ月に一度集計する外貨準(zhǔn)備統(tǒng)計によると、昨年12月末時點で、世界の外貨準(zhǔn)備のうち人民元は845億1000萬ドルと、IMFに自國の外貨準(zhǔn)備構(gòu)成を申告している國の外貨準(zhǔn)備全體の1.07%を占めた。
IMFは昨年10月から、3ヶ月に一度集計する外貨準(zhǔn)備統(tǒng)計のリストに人元を盛り込み、世界の外貨準(zhǔn)備における人民元の狀況を知ることができるようになった。
IMFは、「人民元が盛り込まれるようになったことは、中國が市場化改革を通して人民元の國際化を推進(jìn)する努力を払っていることを反映しており、人民元による外貨準(zhǔn)備の統(tǒng)計データがさらに整う。外貨準(zhǔn)備の構(gòu)成を決める點で、各國が積極的に人民元を採用するようになるかもしれない」との見方を示している。
146の國や地域がIMFに自國の外貨準(zhǔn)備構(gòu)成を申告している。IMFが公的外貨準(zhǔn)備の通貨別構(gòu)成(COFER)を示す報告書に記載されているのは、ドル、ユーロ、英國ポンド、円、スイスフラン、オーストラリアドル、カナダドル、人民元の8通貨だ。IMFは、各國や地域ごとの統(tǒng)計は公表していない。
中國は、金融データの透明度を向上させるために、2015年9月から自主的にIMFに自國の外貨準(zhǔn)備構(gòu)成を申告していた。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年4月3日
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