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スタンプで感情表現(xiàn)するネット上のソーシャル文化 (2)

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2017年04月20日09:09

文字で表現(xiàn)できない部分を補(bǔ)足

ネットユーザーはどうして絵文字やスタンプを使うことを好むのだろう?中國(guó)高校伝媒聯(lián)盟の調(diào)査では、チャットで絵文字やスタンプを使うメリットについて、回答者の64%が「チャットのムードがアクティブになり、感情を表現(xiàn)できる」とし、49%が「文字で表現(xiàn)しきれないことを表現(xiàn)でき、相手に自分の思いを理解してもらいやすい」と答えた。

浙江工業(yè)大學(xué)?注意力経済學(xué)の張雷教授は、「絵文字やスタンプは、感情をストレートに表現(xiàn)する方法の一種?!亥伐绌`トメッセージではニュアンスが分からないし、電話(huà)では表情を見(jiàn)ることができない』ということは以前からよく言われていた。ネット上での交流では、面と向かって交流する時(shí)のように、相手の目や表情を見(jiàn)たり、ニュアンスなどを感じ取ったりすることができず、文字だけでは自分の伝えたいことを正しく伝えることが難しい。絵文字やスタンプは、それらインターネット上での交流で不足していた部分を補(bǔ)ってくれた」と分析している。

前途明るいスタンプ経済

絵文字やスタンプは、ネットユーザーの間で大人気となっているだけでなく、経済効果も出ている?!弗攻骏螗捉U済」は現(xiàn)在、スマホの産業(yè)チェーンにおいてますます軽視できない存在となっている。

ある業(yè)界関係者によると、現(xiàn)在、スタンプを通してお金を稼ぐ方法には▽スタンプを製作して、SNSアプリなどでダウンロードする際、有料にする▽企業(yè)やメーカーなどから注文を受けてスタンプを製作する▽IP(知的財(cái)産権)を取得して印稅を得るというように、主に3つのものがある。

報(bào)道によると、韓國(guó)のIT企業(yè)ネイバーの子會(huì)社「LINE(ライン)」は、スタンプ業(yè)務(wù)で、中國(guó)元にして年間18億元(約288億円)を稼いだという。同社は、ユーザーに人気のスタンプの関連商品なども打ち出している。そして、ネットショップの天貓や京東などにテーマショップを開(kāi)設(shè)して、スイーツなどの製品を販売したり、他のブランドと提攜してTシャツやコスメ、ゲーム、アニメなどを打ち出したりして、付加価値を生み出している。

スタンプは現(xiàn)在、ネット上でコミュニケーションを図るための新たなアイテムとなっており、スマホの産業(yè)チェーンにおいても軽視することのできない地位を築いている。しかし、スタンプの著作権保護(hù)はなかなか解決できない問(wèn)題となっている。北京商業(yè)経済學(xué)會(huì)の頼陽(yáng)秘書(shū)長(zhǎng)は、「使用権を得ずに、他人が製作したスタンプのイメージを使って商業(yè)活動(dòng)をし、利益を得た場(chǎng)合、それは著作権侵害に當(dāng)たり、関係するプラットフォームも連帯責(zé)任を負(fù)わなければならない。スタンプを製作している業(yè)者は、知的財(cái)産権登録の申請(qǐng)を行い、クリエイターの権益を保護(hù)しなければならない」と指摘している。 (編集KN)

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年4月20日


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