演目に熱烈な拍手を送る日本の観客
今年、日中國交正?;?5周年を記念して、春うららかな桜の季節(jié)である3月7日から4月30日まで、日本の一般財団法人?民主音楽協(xié)會の招きで中國人民対外友好協(xié)會が派遣した中國國家京劇院のメンバー60人が、演目「金銭豹(きんせんひょう)」、「太真外伝(たいしんがいでん)」、「鎖麟嚢(さりんのう)」を攜えて日本の28都市で、52公演を行った。數(shù)千キロの移動を伴った全國公演は、観客延べ10萬人を動員した。中國文化報が報じた。
この全國公演では、京劇の演目で表現(xiàn)される中國伝統(tǒng)の素晴らしい価値観が日本國民と中國の距離を縮めた。中國國家京劇院の俳優(yōu)たちの厳かな雰囲気や卓越した演技、真心が観客と日本の同業(yè)者を魅了した。日本の観客は終演時に鳴りやまぬ拍手や多數(shù)のコメント、手紙、プレゼントなどを通して、ハイレベルな演目に対する感服と出演者に対する感謝の意を表した。
公演の合間に、京劇俳優(yōu)たちは2度の親睦會に參加し、日本の大學生や小學生ら數(shù)百人と交流。さらに、中高生のためにチャリティー公演も開催し、日本の青少年と觸れ合うことで相互理解を深めた。
心のこもった演技で日本人の心を打つ
「字幕があるので、演目中の喜怒哀楽を感じることができ、中國國家京劇院の実力に魅了された」、「夫が中國に行ったことがあり、『京劇はとてもおもしろい』と言っていた。夫は昨年亡くなり、今回私はチケットを2枚買い、夫の遺影を一つの席に置いて、京劇を鑑賞した。本當に味わいがあった」……。
これらは、日本の各會場に置かれたメッセージ帳に殘された観客の言葉で、中國國家京劇院の日本公演が好評を博したことを示している。新潟公演を鑑賞した安川一成さんは、「字幕があったので何の障害もなかった?!何鬟[記』の物語は誰でも知っており、とても親しみがある?!烘i麟嚢』は、善を行い、恩に報いることの大切さを教えてくれている。日本にも他の人に善を行い、犠牲を払うという伝統(tǒng)がある」と話すと、大阪公演を鑑賞した池田清孝さんと圭子さん夫妻は、「前のほうの席を予約したので、俳優(yōu)たちの細かな表情をはっきりと見ることができた。また、華やかな頭飾りや衣裝、たくさんの意味が込められた動き、節(jié)と一體となった伴奏などに感動した」と話した。また、神戸公演を鑑賞した浜田倫子さんは折り紙で作った60個の人形を、九州公演を鑑賞した石川高信さんはコーヒー60箱を差し入れした。その他、茶器や日本酒、果物など、心のこもった差し入れが俳優(yōu)たちのもとに屆けられた。
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