中國脳型知能技術(shù)?応用國家技術(shù)実験室（以下、同実験室）が、先ごろ合肥市に設(shè)立された。人の脳のメカニズムを參考に人工知能（AI）技術(shù)の難関突破に取り組み、脳型神経チップ、脳型知能ロボットなどの新興産業(yè)の発展を促す。新華社が伝えた。

同実験室理事會理事長、中國科學(xué)技術(shù)大學(xué)校長の萬立駿氏は「脳型知能はAI発展の重要なルートだ。脳型知能の発展により、人の脳の情報処理方法を解明できる。これはスマート技術(shù)系統(tǒng)を整え、中國のスマート産業(yè)の発展を促す」と話した。

中國のAI研究には、脳への認(rèn)識不足、脳型情報処理能力が低いといった問題がある。國家発展改革委員會は今年1月、中國科學(xué)技術(shù)大學(xué)による同実験室の設(shè)立を批準(zhǔn)した。共同設(shè)立部門には、復(fù)旦大學(xué)、中國科學(xué)院瀋陽市自動化研究所、中國科學(xué)院マイクロエレクトロニクス研究所、検索大手の百度が含まれる。脳型知能技術(shù)応用?研究プラットフォームを共同設(shè)立し、脳型認(rèn)知?神経計算、脳型チップ?システム、脳型知能ロボットなどの技術(shù)の研究開発と実用化を支える。

同実験室主任、中國科學(xué)技術(shù)大學(xué)情報學(xué)院執(zhí)行院長の呉楓氏は「人の脳は自然界の數(shù)億年に渡る進化が生み出した高級知能の産物だ。人工知能の今後の発展は、人の脳を參考にする必要がある」と述べ、脳型知能の発展が現(xiàn)在直面している▽脳のメカニズムへの認(rèn)識不足▽脳型計算モデルとアルゴリズムの不正確さ▽計算枠組み及び能力の制限――という3つのボトルネックを挙げた。同実験室はこの3大ボトルネックをめぐり、難関突破に取り組む。

同実験室のもう一つの重要な任務(wù)は、産業(yè)化の推進だ。脳型知能のコアチップとOS、神経ネットワークに基づく脳型知能ロボットなどを研究開発し、脳型監(jiān)視カメラ、言語交流、自動運転などの産業(yè)の発展を推進する。1000億元（約1兆6500億円）クラスの重大新興産業(yè)を形成することが目標(biāo)だ。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年5月16日