北京、広州、杭州などの都市を調(diào)査してみると、シェア自転車やシェア自動車に続き、シェアモバイルバッテリー、シェアバスケットボール、シェア傘など、シェアリングエコノミー（共有経済）の新業(yè)態(tài)が次々誕生し、資本が押し寄せる新たな人気投資先になっている。シェアモバイルバッテリーの場合、わずか40日間で11件の融資を獲得し、35近い機(jī)関が関與に名乗りを上げ、調(diào)達(dá)した資金は約12億元（1元は約16.1円）に達(dá)した。新華社が伝えた。

▽資本がシェアリングエコノミーに大挙して押し寄せる

公表されたデータによると、3月末以來、小電科技、來電科技、Hi電などのシェアモバイルバッテリー関連企業(yè)が相次いで1億元規(guī)模の融資を獲得したと発表しており、業(yè)界全體の資金調(diào)達(dá)額は15年にシェア自転車が登場した當(dāng)時の調(diào)達(dá)額の約5倍になったという。

國內(nèi)のインターネット大手3社の百度（バイドゥ）、阿里巴巴（アリババ）、騰訊（テンセント）のうち2社もシェア市場に進(jìn)出し始めた。まず騰訊が小電科技の戦略的投資家になり、これに続いてアリババ系のアント?ファイナンシャルと來電科技が戦略的協(xié)力関係を結(jié)び、保証金を不要にする信用情報サービスを提供することになった。

シェアモバイルバッテリーだけでなく、シェアバスケットボールやシェア傘も投資界の注目を集める。シェアリングエコノミー市場の「パイ」はどれくらいの大きさだろうか。中國EC研究センターがこのほど発表した「2016年度中國『シェアリングエコノミー』発展報告」によると、16年の市場規(guī)模は3兆9450億元に達(dá)し、増加率は76.4％だった。國家情報センターシェアリングエコノミー研究センターの予測では、シェアリングエコノミーは今後數(shù)年間、年平均40％前後の成長率を維持し、20年には取引規(guī)模が國內(nèi)総生産（GDP）の10％以上を占めるようになるという。

▽新シェアリングエコノミーの特徴は？

自動車や不動産といった「大物」の共有から、最近登場した攜帯電話をかざしてシェア利用する傘、バスケットボール、おもちゃ、衣類などの「小物」に至るまで、シェアリングエコノミーは徐々に日常生活に浸透している。