24日午前、中國華蕓広播公司と「旺報」の共同発起による「歴史を心に刻み、國辱を忘れない」をテーマとした、南京大虐殺80周年犠牲者公葬をめぐる一連の活動が南京でスタートした。今後半年の間に、海峽両岸(中國大陸部と臺灣地區(qū))では、「バーチャル城壁煉瓦寄付」、テレビドキュメンタリー「南京、1937」、書籍「生存者は語る」、特別テーマ原稿募集、両岸大學生による詩歌朗読、ろうそく祭りなど各種催しが展開される。新華社が伝えた。
91歳になる南京大虐殺生存者の葛道栄さんは、始動式において、「憎しみは少しずつ忘れ去ることができるが、歴史を忘卻し、歪曲することはできない。次世代の人々が、この史実を全面的に理解し、戦爭が二度と起こることのないよう切に願っている」と語り、世界の誰よりも先に、「バーチャル城壁煉瓦寄付」に犠牲者をしのぶ「煉瓦」を寄付した。この時、「バーチャル城壁煉瓦寄付」サイトが正式に開通した。両岸の人々は、華広網(wǎng)に登録する、あるいは華広網(wǎng)の二次元バーコードをスキャンして攜帯端末専用ページに入り、犠牲者に「煉瓦」を寄付することができる。
中國華蕓広播公司の邱雨?董事長は、「公葬をめぐる一連の活動は、中國侵略日本軍が繰り返し犯した犯罪について海峽両岸の人々が深い理解を得ることを目的としている。海峽両岸の若者たちは、今この時を重視し、平和を愛し、海峽両岸の平和的な発展のためにともに貢獻しなければならない」とコメントした。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年5月25日
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