國家統(tǒng)計局がまとめたデータをみると、全國の社會消費(fèi)財小売総額は2兆7300億元(約44兆248億円)に上り、名目増加率は前年同期比10.7%増加し、物価要因を考慮した実質(zhì)増加率は9.7%で、前年同期に比べて名目は0.6ポイント、実質(zhì)は0.4ポイント、それぞれ上昇した。1~4月の社會消費(fèi)財小売総額は同10.2%増加し、増加率は第1四半期(1~3月)に比べて0.2ポイント上昇した。同部が重點(diǎn)モニタリング対象とする小売企業(yè)の4月の売上高は同4.8%増加し、増加率は今年最高だった。
4月の消費(fèi)市場は引き続き安定しつつ好転する局面となり、主に以下のような注目點(diǎn)があった。
(1)実體小売企業(yè)の売上が回復(fù)した。
(2)インターネット小売の増加率が加速した。
(3)移動交通?観光関連の消費(fèi)が安定を維持した。
稅関がまとめた統(tǒng)計によると、今年1~4月には、中國の貨物貿(mào)易の輸出入額が8兆4200億元(1元は約16.4円)に上り、前年同期比20.3%増加した。うち輸出は4兆5700億元で同14.7%増加し、輸入は3兆8500億元で同27.8%増加した。輸出から輸入を差し引いた貿(mào)易収支は7150億元の黒字で、黒字額は同26.2%減少した。
統(tǒng)計データをみると、1~4月の輸出入の増加ペースは第1四半期(1~3月)に比べてやや低下したが、引き続き高水準(zhǔn)を保った。対外貿(mào)易は引き続き回復(fù)?好転傾向を示し、対外貿(mào)易構(gòu)造が最適化を続け、積極的な変化が増加した。対外貿(mào)易の輸出入には、(1)一般貿(mào)易の輸出入が増加し、割合が上昇した(2)歐州、米國、日本、ASEANなどの市場に対する輸出入が増加した(3)民間企業(yè)の輸出入の占める割合が上昇した、の3つの特徴がみられた。
今年1-4月期、中國全國で新たに設(shè)立された外資系企業(yè)は前年同期比17.2%増の9726社、実際に使用された外資の総額は前年同期比0.1%減の2864億1000萬元(約4兆5825億円)だった。4月だけを見ると、中國全國で新たに設(shè)立された外資系企業(yè)は前年同期比42.7%増の3343社、実際に使用された外資の総額は前年同期比4.3%減の599億1000萬元(約9585億円)だった。
中國全國の外資誘致には以下の特徴があった。
まず、各業(yè)界の外資誘致は全體的に安定していた。同期、サービス業(yè)の実際に使用した外資は前年同期比5.5%増の総額2124億9000萬元(約3兆3998億円)で、外資全體の74.2%を占めた。うち、建築業(yè)は前年同期比146.3%増、運(yùn)輸サービス業(yè)は同比39.9%増、情報?コンサルティングサービス業(yè)は同比6.4%増だった。
次に、製造業(yè)の実際に使用した外資は総額717億2000萬元(約1兆1475億円)と、外資全體の25%を占めた。うち、化學(xué)原料?化學(xué)製品製造業(yè)が前年同期比32%増、一般設(shè)備製造業(yè)が同比28.4%増だった。
また、ハイテクサービス業(yè)の外資誘致の伸びが大きかった。同期、ハイテクサービス業(yè)の実際に使用した外資は前年同期比12.4%増の総額365億6000萬元(約5849億円)だった。うち、情報サービス、研究開発?デザインサービス、テクノロジー成果を転化させたサービス、環(huán)境モニタリング?カバナンスサービスの実際に使用した外資は、前年同期比それぞれ3%増、3.8%増、62.9%増、172.8%増だった。
その他、中國への投資が多い主な地域のうち、香港地區(qū)、臺灣地區(qū)、歐州連合(EU)の28ヶ國からの投資が安定した伸びを見せた。同期、トップ10に入った國や地域から実際に投資された外資の総額は2699億5000萬元(約4兆3192億円)で、中國で実際に使用された外資全體の94.3%を占めた。うち、香港地區(qū)、臺灣地區(qū)、EU28ヶ國からの実際の投資額は前年同期比それぞれ15.7%増、52%増、9.3%増だった。
■「一帯一路」沿線國家に40億ドル投資 1~4月
商務(wù)部(商務(wù)?。澩馔顿Y?経済協(xié)力司の責(zé)任者が17日に行った説明によると、今年1~4月には、中國國內(nèi)の投資家が「一帯一路」(the belt and road)沿線國45ヶ國に対して非金融分野の直接投資を行い、累計投資額は39億8千萬ドル(1ドルは約111.1円)に達(dá)した。中國企業(yè)は「一帯一路」沿線61ヶ國で対外請負(fù)工事プロジェクト契約1862件に新たに調(diào)印しており、契約額は前年同期比2.3%増の318億5千萬ドルに達(dá)し、営業(yè)額は189億5千萬ドルで同5.6%増加した。
同責(zé)任者は、「1~4月の中國から『一帯一路』沿線國への投資協(xié)力には次のような特徴がみられた。第1に、『一帯一路』沿線國は日に日に中國企業(yè)に高い人気のある対外投資先になっている。1~4月には、沿線國への投資が中國の対外投資全體の15.1%を占め、この割合は前年同期に比べて6.9ポイント増加した。第2に、『一帯一路』沿線國における中國からの投資の役割や位置づけがますます重要なものになっている。1~4月には、中國からの投資が1億ドルを超えた沿線國が12ヶ國あった。第3に、中國企業(yè)の『一帯一路』沿線國に対する投資には極めて大きな潛在力がある。第4に、『一帯一路』沿線國が中國企業(yè)の工事請負(fù)業(yè)務(wù)の重要市場になった」と述べた。
(編集JZ)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年5月31日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn