「僕がここに住んでいる理由」の撮影チームと撮影対象者となった東京羽田空港の清掃員?新津春子(郭艶春)さん。
【僕は南京大根】
16年からこれまで、「僕がここに住んでいる理由」は中國の複數(shù)のインターネットプラットフォームで70話配信され、若者の間で大人気になっている。そして、時々、ゲスト司會者として登場する竹內(nèi)さんも中國でファンを持つようになった。
竹內(nèi)さんは微博(ウェイボー)のアカウントを15年7月に作り、2年もたたないうちに、フォロワーの數(shù)は2萬人近くになっている。「初めは妻に言われて微博をするようになった。でも、やっているうちに微博を通して、ファンとリアルタイムな觸れ合いや交流をすることができることが分かり、やればやるほどおもしろくなった」と竹內(nèi)さん。
撮影のほか、微博に投稿し、ネットユーザーのコメントに返信するというのが、竹內(nèi)さんの日課となっている。街中でB級グルメの涼皮(麺料理)を食べる様子を自撮りしたり、最新のドキュメンタリーに関する「サプライズ」を発表したり、次回の內(nèi)容に関する意見を募集したりと、竹內(nèi)さんは微博を大いに活用している。
竹內(nèi)さんは、「僕の中國語のレベルなら、他の人に代わりに返信してもらうと、すぐにばれてしまうため、微博の返信を誰かに頼んでしてもらうことはできない。あまりに完璧な中國語なら絶対に僕でない」とし、「ネットユーザーが僕の中國語を直してくれるのを楽しんでいる」と笑いながら話した。
竹內(nèi)さんは、南京の鴨の血を固めたものが入った春雨スープのほか、中國のドラマ、特に、「虎媽貓■(■は父の下に巴。Tiger Mom)」、「Let's get married!」などの家庭をテーマにしたドラマが大好きだ。また、動畫共有サイトの動畫再生畫面に流れるコメントを見るのが好きで、これらの特徴から、ネットユーザーたちが竹內(nèi)さんのことを「ニセモノの日本人」と好意的に呼ぶコメントもあったという。
「僕はニセモノの日本人で、南京大根だ」?!弗衰互猊韦稳毡救恕工群簸肖欷毪长趣?、竹內(nèi)さんはまんざらでもない様子で、正直でピュアな人を表す南京の地元の言葉「南京大根」で自分を形容する。
現(xiàn)在、竹內(nèi)さんのチームは10人になっており、中國人もいれば、日本人もいる。スタジオは賃貸で十?dāng)?shù)平方メートルと小さく、「僕がここに住んでいる理由」のスポンサーもとても少ないものの、竹內(nèi)さんは、「これからもドキュメンタリーを撮り続ける。そして、アジアの他の國にも行って、そこに住んでいる中國人を撮影したい」と語った。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年6月5日
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